公文式自体は以前からお伝えしているように、受験ベースで考えた場合とてもおすすめです。公文でなくともそろばんでもドリルでもスマイルゼミでもなんでもいいですが、計算力アップのための何かしらはやっといた方がいいと個人的には思います。

 

えー、ですが。自分がやっていてとても有益だった公文式。

当然のようになんの疑問もなく子供にやらせてみました。年長くらいから。しかし公文は親子の組み合わせによってはまさに苦悶でした。

 

完全に持論ですが、公文でスムーズに行ったお子さんは受験でもスムーズにいくことが多いと思います。

それは「計算基礎力がつく、受験計算でも苦労しない」「コンスタントに取り組むことが得意」「そもそもちゃんとやるってことは真面目で素直」

なタイプだからではないかと。

逆にそうでないタイプは「コツコツ取り組むのがまず苦手」「親の言うことを素直にきかない」ということで、受験についても精神面での成長がないと、大変なんじゃないかなーと思っています。

 

うちの子?当然後者でした。まあ公文はある程度いったら自分の能力を超えたところに延々取り組まないといけないのですから、進みが落ちるのは当然なのですが、それ以前に素直に机について文句を(あまり)言わずに取り組む ということが本当にやりたがらなかったです。寝っ転がって床でやったり、布団でやって読めなかったり1枚足りなくなったりと本当にこんなとこでもストレス満載でした。(スムーズにいった習い事はないのか…)

 

まず公文式は教室の方に行かせるべきでした。通信制でうちみたいなタイプが始めたのがそもそも間違いでした(教室遠かったんで…)。

通信制、これはお母さんも真面目で几帳面なタイプでないと明らかに向いていないと思います。そして、公文通信は基本ノルマをこなして次に進む、というのを崩せません。決まった量の宿題が送られてくるのですから当たり前ですね。

ですが、同じ箇所を何度もやっていると、子供がそのうち めんどくさい+飽きる のコンボでサボり出し、進みが急激に落ちてくるんですよ。そしてやらない子供+まめに送り返さない親の組み合わせ再び、本当に進まなかったです。

 

結局途中から教室に変えましたが、そこの先生にもよりますが

「飽きる前に次の枚数に進んだり、ちょっと戻ったりを見極めてくれる」「強制で週2は行く」ので、明らかに進みがアップしました。なんで最初から教室でなかったのかが悔やまれます。皆面倒でも教室に通うわけですよ…とほほ。

そこの教室の先生が「臨機応変に我が子の進みに対応してくれる、なんなら早く進ませたいという要望に最大限答えようとしてくれる」という当たりだった場合、公文は順調に進んでいくと思うのでオススメだとおもいます。