えー下位クラスでアップアップしてて苦しんでいる方で、このワードでGoogle検索したことない人ってどれくらいいるのカナ？
ってくらい、みな悩んでいることじゃないかと思うんですがどうでしょう。
成績があがらないとき、グノにしろサピにしろ、親は何かにすがりたく、ネットサーフィンなどをして色々な意見を求めます。そしてインターエデュとかみて同じような人がボコボコに言われてて凹んだり希望をもったりと、親の頭の中もジェットコースター状態でアップダウンです。ということでそんな検索をしている方の一つの参考になれますように、サピの下位クラスにいたものとして一意見です。
結論： なんともいえない（小声）
ああ？ふざけんなよ？ と思われたかと思いますが本音です。
というのは、うちは栄光ゼミナールにうつって、塾自体は快適に通うようになりました。
まずサボらないで楽しくいく、復習もしてくるというのはとてもストレス減です。（まあ途中怪しかったですけど。スランプってやつはどこにでもあります。きっと）
ですが、外部模試を6年から受けてみて俯瞰的にみてみると、少しずつ緩やかに成績は下がっているないしは横ばいだったのです。
それは他塾含めお子さんたちが皆少しずつ追い上げてきているというのもありますし、特に男子などはこっからが本気だぜみたいなモードもあると思うのでどうしても合う塾にいったからとて簡単に成績があがるわけではないのですね。
そこからまあ分析するに、下位クラスだとしてもサピに行くメリットですが、授業にしても、良質なテキストでやはり上位校向けの問題に必死にくらいつきこなしていくということで、知らないうちに最低限の実力の底上げにはなっていると思います。
それに加えて基礎トレといった日替わりテキストを毎日こなしているだけでも、中堅校までは十分対応できるのも事実かと。
正直本当に余裕が全くない人は、基礎トレを確実にこなし下克上算数をこなし過去問をやりこむことで、レベルにはよりますが中堅校対策はいけると思います（まあできないと、この基礎トレすら至難の業なんですけどね）。
ですが、じゃあそのままサピ行かしておく方がいいじゃん、というかというと、やはり問題もあります。最大のデメリットは、自己肯定感のだだ下がり です。
一例ですが、うちの子はマンスリーテストを受けても、まず自分で期待もしていないので結果を聞いてすら来なくなりました。こちらから成績を伝えても、社会などはなんとかとれていて褒めたとしても、やはり算数理科といったメイン教科がとれていないのでフォローしきれず
「頑張っても解けないし」「どーせ私は落ちこぼれですよ」とか聞いてはいけないセリフを聞くハメに。これはいかん。
もし志望校に受からなかったら、最後まで自己肯定感は回復しないままに中受を終えてしまいます。こんなの本末転倒、そんなことのために中受を始めたわけではありません。
結局、その結果娘は塾をサボり出したのでやめることになりましたが、サボってなかったら成績には関わらずそのまま通い続けていたと思います。
最終的には中受の結果はその場合はどうなったかは、もしもボックス神のみぞ知るですが、ただサピの中では我が家の受かった学校はある意味雑魚扱いみたいなところなので、やはり周りと比べてしまったりしてここがよかった！と心から言えたのかはわかりません。
今、娘は堂々と自分の受かった学校を聞かれたら嬉しそうにアピールしていますし、私も心底よかったと思ってます。学校の友達は皆すごくレベルの高い、ランク上の学校に受かっている子ばかりですが、そこでもなんら引け目を感じたりはしていません。
そこで遠慮がちに言いたくない雰囲気とか、「たいしたとこじゃなくて恥ずかしいんだけど」みたいな枕詞をつけて欲しくはないなと思うのです（親が謙遜して言うならともかく）。
自分が受かったところに満足感が得られたかどうか、周りの環境でも変わってくるので「鶏口牛後」というセリフを肯定的に捉える方なら、サピから離れるのも一案だと思います。
というわけでいつものごとくグダグダかいてしまいましたが、結論としては、
下位なんて気にしない、テスト結果も「だってサピだし！とれなくても私頑張ってる！」とか前向きに捉えることができて、首都模試とかでもなんとかとれてる。基礎トレも毎日やってる → 最後までくらいついていくのがおすすめ。
しかし、サピという環境やプライドが邪魔をして高めの志望校ばっかりをうっかり選んだりすると爆死する可能性大。そうでなく実力を冷静に見極めることができるなら、サピのメリットかなりあり。
途中で自己肯定感ゼロな発言が出てきてフォロー不可 or 塾サボりマシーンとなる などあれば、転塾推奨というのが私の考えです。
またも毎回長文、失礼しました。