今日は少しだけ。いつもと違うお話をしたいと思います。
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自分の反応に気づくこと
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心のクセを観察すること
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ものごとの見え方を整えていくこと
そういった方向から、
「心が軽くなる方法」や「幸せに近づく考え方」をお伝えしています。
でも実は、
人が心を整えていく道は、それだけではありません。
今回は、
私とは少し違うルートで幸せに近づいた方から聞いた方法を、
特別編としてご紹介したいと思います。
「こんなやり方もあるんだ」
「これなら自分にもできるかもしれない」
そんなふうに、気楽に読んでいただけたら嬉しいです。
苦しさの多くは、「現実」より「頭の中」で増えている
人が苦しくなるとき、
本当にしんどくしているのは、現実そのものだけではないことがあります。
たとえば、
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あの人の言い方が気になる
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自分はダメなんじゃないかと思う
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この先どうなるんだろうと不安になる
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もっとこうあるべきだったと考え続ける
こうしたものって、
出来事が終わったあとも、頭の中で何度も再生されますよね。
つまり私たちは、
現実の出来事だけで苦しんでいるのではなく、
そのあとに続く“思考のループ”でも苦しくなっていることが多いのです。
ここに気づくことは、とても大切です。
「考えて整える」のが合う人もいれば、「考えすぎないことで整う」人もいる
私自身は、
自分の心の動きを観察したり、
なぜそう反応するのかを見つめたりすることで、
少しずつ心が整っていくタイプでした。
でも、人によっては逆で、
考えれば考えるほど苦しくなる人
もいます。
頭では分かっているのに、
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気持ちがついてこない
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不安が止まらない
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執着が手放せない
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同じことを何度も考えてしまう
そんな方も少なくありません。
そういう人にとっては、
「もっと考えよう」「もっと理解しよう」よりも、
いったん“頭の中の流れ”を変えること
のほうが先に必要な場合があります。
ある人は、「言葉を繰り返すこと」で心が変わっていったそうです
今回ご紹介したいのは、
ある方が実際に取り入れていた方法です。
それはとてもシンプルで、
ひとつの言葉を、静かに何度も繰り返す
というものです。
聞くと、拍子抜けするくらいシンプルですよね。
でも、その方はこれを続ける中で、
少しずつ心の状態が変わっていったそうです。
最初はただ苦しさをなんとかしたくて始めたそうですが、
続けていくうちに、
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頭の中の騒がしさが減る
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感情に飲み込まれにくくなる
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物事を少し引いて見られる
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自分の執着に気づきやすくなる
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人を責める気持ちが少しずつ弱くなる
そんな変化が起きていったそうです。
これはとても興味深いなと思いました。
なぜなら、
入口は違っても、起きている変化の本質はかなり共通しているからです。
最終的には同じになるかもしれません。そう、崩れない幸せです。
なぜ「言葉を繰り返すだけ」で変化が起きるのか
これには、ちゃんと理由があると思っています。
1. 頭の中の“自動再生”が止まりやすくなる
私たちの頭の中は、放っておくとすぐに
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後悔
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不安
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怒り
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自己否定
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他人への不満
でいっぱいになります。
でも、ひとつの言葉を繰り返している間は、
その言葉が思考のスペースを埋めてくれるので、
余計な考えが入り込みにくくなります。
これは、心を無理やりポジティブにするというより、
いったん思考の暴走を止めるような働きに近いと思います。
2. 感情に引っ張られすぎなくなる
苦しいときの私たちは、
「今感じていること」がすべてのように感じてしまいます。
でも、言葉を繰り返していると、
少しずつ感情との距離が生まれます。
すると、
「今、自分は不安なんだな」
「今、執着しているんだな」
「今、認められたくて苦しいんだな」
と、
感情そのものになるのではなく、感情を見られる状態が生まれやすくなります。
これは心が整っていく上で、かなり大きい変化です。
3. 「自分中心」で固まった心が、少しやわらぐ
苦しいときの心は、どうしても
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自分の思い通りになってほしい
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傷つきたくない
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失いたくない
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正しいと思われたい
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認められたい
という方向に偏りやすいです。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、そこに強く固まるほど、
私たちは苦しくなりやすい。
言葉を繰り返す時間というのは、
その「自分中心の回転」から少し離れて、
心の向きを整え直す時間にもなります。
この積み重ねが、
執着や反応の強さを少しずつゆるめていくことがあります。
そして、自動思考(自分の中に構築されたルール)も見えてくると思います。★
本当に大事なのは、「何を言うか」より「何が内側で起きるか」
ここは、とても大切なポイントです。
こういう方法は、
ただ機械的にやればいい、というものではないと思っています。
たとえば同じことをしていても、
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現実から逃げるためにやるのか
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不安を押し込めるためにやるのか
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心を整えるためにやるのか
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自分の反応を見つめるためにやるのか
で、かなり意味が変わってきます。
つまり大切なのは、
その時間を通して、自分の内側に何が起きているかです。
もしその時間によって、
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少し冷静になれる
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執着に気づける
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他人を責める気持ちが減る
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受け入れられることが増える
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心に余白ができる
のであれば、
それはとても意味のある時間だと思います。
幸せになる道は、一つじゃない
ここを今日は、いちばんお伝えしたいです。
心が整っていく道は、
必ずしも「深く考えられる人」だけのものではありません。
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観察することで変わる人もいる
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言葉を整えることで変わる人もいる
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習慣を整えることで変わる人もいる
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静かな時間を持つことで変わる人もいる
つまり、
幸せになる道は、一つじゃないんです。
だからもし、
「考えても変われない」
「分かっているのに苦しい」
「頭の中が止まらない」
そんな時は、
“もっと理解しよう”とする前に、
思考をいったん静かにする方法
を試してみるのも、ひとつの手かもしれません。
もし試すなら、こんなふうにやってみてください
難しく考えなくて大丈夫です。
まずは1日3分〜5分でもいいので、
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静かな場所で
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姿勢を軽く整えて
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自分が落ち着ける短い言葉を
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ゆっくり繰り返してみる
それだけでも十分です。
言葉は、特別なものでなくてもかまいません。
たとえば、
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大丈夫
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落ち着いて
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手放していい
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今ここに戻る
そんな短い言葉でもいいと思います。
大切なのは、
“頭の中の騒がしさ”から少し離れる時間を持つことです。
最初は何も変わらなくても、
続けるうちに、少しずつ違いを感じる方もいます。
最後に
私はこれまで、
「気づくこと」や「観察すること」の大切さをお伝えしてきました。
でも今回改めて感じたのは、
人が幸せに近づいていく方法には、
本当にいろいろな入口があるということです。
もし今の自分に、
「考える方法」が少し苦しいなら。
無理に頭で解決しようとする前に、
心を静かに整える時間を持ってみるのも、
きっと意味のあることだと思います。
合う方法は、人それぞれです。
でもどの道であっても、
本当に心が整っていくときには、
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少しラクになって
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少しやさしくなって
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少し執着がゆるんで
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少し世界の見え方が変わっていく(最終的には、ありのまま世界が見えるようになる)
そんな変化が起きていくのだと思います。
今回の内容が、
「こんな方法もあるんだ」と、
あなたに合うヒントのひとつになれば嬉しいです。
あなたの心が、今日も穏やかで幸せでありますように(^^♪