私の座右の銘は、「足るを知る」

 

老子の言葉

「知足者富(足るを知る者は富む)」です。

 

何事に対しても、

満足する意識を持っていれば

精神的に豊かで幸せだ

 

そんな感じの意味の言葉。

 

シンプルライフを目指す私は

どちらかというと

物質的なことに対して、

この言葉を意識していました。

 

むやみにあれこれ欲しがらない

少しの物で満足する、というふうに。

 

でも、最近は主に精神面で

この言葉の重みを実感しています。

 

 

気の合わない人なんて、いて当然。

 

たまに嫌な言動とられたとしても、

そういう人もいて当然。

 

そんな風に気持ちを切り替えて

人に期待するのをやめたら

 

人に親切にしてもらったり、

優しい言葉をかけてもらったり

褒めてもらったり、

プレゼントを頂いたり、

ということが増えました。

 

手放すと入ってくるというのは

本当だなと実感しています。

 

 

昨夜、夢を見ました。

どんな夢だったかは忘れてしまったけれど

目が覚めた時に

 

最初から足りていた

何も不足していない

 

そんな意味の言葉というか考えが

頭に残っていました。

 

今の私にぴったりのメッセージでした。

 

何かを手に入れたから「足る(満足)」

 

なのではなくて

 

最初から満たされている

最初から持っている

 

足るを知るというのは

 

そのことに気づくことなのだと

腑に落ちたというか。

 

3月は人生で3本の指に入るほどの

試練に見舞われましたが

 

辛い日を一日、一日

乗り越えているうちに

 

一つずつ問題は解決し、

ほとんどのことが

問題が起きる前より改善しました。

 

渦中にいる時には

想像もできなかったことです。

 

冷静に振り返ることができるほど

まだ時間が経っていないし

 

辛い出来事に感謝できるほどの気持ちには

さすがに至っていないけれど

 

今回の試練によって

自分自身の価値観が変わり

以前より打たれ強くなったことは確かです。

 

 

マンションから見えた、夕暮れの景色。

一すじの雲?がとても印象的でした。