2024/6/1
シンプルに、ししゃも
地元、浜松での滞在、最後の夜。「ねぇ、何が食べたい？」そう、聞いてくれる割には、外に出るのが少し、面倒くさそうにも見える母ちゃん。結局、家での食事が一番ホッとするのであろう。私は…というと、帰国前に思っていたほど、あちらこちらに行って、あれやこれやを食べたい…という気が薄れていて、なんだったら、母ちゃんの好きなようにするのが一番かなと内心は思っている。「そういえば、焼肉食べてないね。」そう言う私に、「じゃあ、焼肉食べにいく？」と聞かれると、まあ、それほど、どうしても食べたいというわけではないか…と思ったり。食べることは好きだけれど、どうしてもこれを食べたいという欲には駆られない自分がいることが、なんとなく不思議に思え、それは、ただの老化現象なのかもしれないし、なんなのだろう。それにしても、時の流れの早いこと。圧倒されつつ、明日はもう、東京へ向かう。
