イタリア人も意外に使える...箸 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。

正しいお箸の持ち方できる?




左ききの私は、


正直、箸を普通に使える程度で、


その持ち方自体は、


正しいのかどうなのか、


未だに分かり得ない。



まだ、私が小学生だった頃、


その使い方を習ったが、


その教え方というのが、


まず、鉛筆を持った状態から教えてくれるモノだった。




私は、左利きだが、


文字を書くのは右手であり、


鉛筆を持つのも、


右である。



ゆえに、


鉛筆を持った状態からだと、


私には、全く、正しい教え方ではなかったのである。



当時、左利きの人間というのは、


周りであまりおらず、


兎に角、古いたちの先生からは、


嫌な小言を言われたことを覚えている。



先生の小言は、独り言みたいなもので、


面と向かって言われたわけではなかったが、


耳元に聞こえるのは、


「やだわ、この子...左利きなんて、縁起が悪いわ〜」


そんなような言葉だった。



インド人が、右手と左手を使い分けるように、


当時の日本も、


人とは違うクセを忌み嫌うことがあったのだろう。



子供ながらに、


なんてこと言う先生だろう...


と思ってはいたが、


口に出すことはなかった。



それが、今となっては、


左利き...と言うだけで、



わ〜〜、素敵!



なんて言われたりするのだから、


世の中、変わったもんだなぁと


その時代の移り変わりを思ったりする。



さて、


日本食ブームなイタリアでは、


お箸を使う機会も増え、


最近では、割に抵抗なく、


箸を使っているイタリア人を見かける。



この人たち、


意外に器用である。



昔の日本のように、


ちゃんと教えられる人もいないだろうに、


なんだかんだで、


使いこなしているのを見ると、


器用な人たちなのだなぁ...



と、感心するばかりである。




{0749E91B-EB4A-4319-B9B6-1F1B350D38D6}



正直、


右手で習って、左手で持つ私と、


つい近年、


持ち始めたばかりのイタリア人と、


その持ち方は、


さして変わりないんじゃないのかと、


40年の経験があっても、


思うわけである。








⬇︎ 意外に器用な...

  


最後までお付き合い、どうもありがとうございます。



▼本日限定!ブログスタンプ限定

あなたもスタンプをGETしよう