けっこうな傾斜地に建つ長野の我が家。
以前から土が流れていっているのではという心配がありました。
新築した頃の状態がわからないので実際にはどうなのか不明ですが、ベランダを支える柱の基礎部分、地中に埋まっているコンクリート支柱が一本だけ随分と地上に出てしまっているのです。
元からこうなのか、それとも長い年月で土が流れてこうなったのかわかりませんが、もし土が流れて支柱がだんだん出てきてしまっているのなら心配です。
この支柱が地中のどのくらいの深さまで埋まっているのか不明ですが、少し土が流れただけで崩れるほど浅いということはないだろうと思っています。
この辺りは冬場の凍結もあるのでそれは考慮してある程度の深さまでは打ち込まれていると信じているのですが、やっぱり不安。
モノレールのレールも施工当時の姿や支柱の埋まっている深さがわからないので、モノレール付近の土留もしておいた方が良いのかなとずっと悩んでいました。
屋根に雨樋もないので、屋根からの滝のような雨水や落雪で土が掘られてしまっているところも多く、どこに土留が必要なのか、どのように土留をするのが効果的なのかがわからない
とりあえずここは流れやすそうだな、という部分にお試しで土留をしてみることにしました。
土留の方法ついては色々検討しました。
一番見た目が良さそうなのは登山道などでよく見かける木の杭に横矢板を渡す方法です。
ただ沢山の木を杭として使えるように先端を削って尖らせたり、それぞれに防腐の塗装を施して、、となると費用も労力もすごそう💦
木材を手に入れるのも大変そうです。
人工の擬木も良い感じですが高級ですし、一つ一つが重そう。。
扱いが簡単そうな土嚢も考えましたが夫は見た目が嫌だと却下。。
うーん、どうしたものか、、とYouTubeでひたすら「土留 DIY」と検索。
そこで目に留まったのがニッケンフェンス&メタルさんの
「土留鋼板 とまるくん」です。
薄い鋼板で、杭が差し込める切り込みが入っています。
一枚4kgほどで長さが180cmくらい。
薄いので曲げたりもできて扱いやすそうなので夫に提案してみたところ、「とまるくん」採用決定!
ここで少し躓いたのが購入先。
問い合わせても個人宅には販売していないと断られてしまうのです。
なんとか一社個人への販売OKなところを見つけ、10枚注文しました。
別売りで専用の杭もあるようですが、費用を抑えるため杭は単管パイプで代用することにして、本体のみ購入。
パレットに10枚乗せて配送してくださいました。
単管パイプは長さ1mものを購入し、両端にそれぞれ地面に打ち込むための先端が尖った部品と、キャップを取り付け。
こんな感じの杭ができあがりました。
とまるくん本体は3色くらいの中から選べましたがブラウンを購入。
裏面はグレーなので、道路から見える方をブラウンの面にして設置
本体の切れ込み部分に杭を通して地面に打ち込みます。
木槌でガンガン打ち込みます。
夫汗だくで頑張りました。
↓これで合ってるのかな。。
この杭をもっと長いものにすれば、とまるくんを縦に重ねて高さを出して設置することも可能です。
3枚くらいは重ねて設置できるようです。
横にも連結することができますし、カーブさせて設置することもできるので、とても扱いやすいと思いました。
シルバーの単管パイプが目立つので、これはブラウンに塗装しようかと思います。
とりあえずこれひとつだけを設置して、ひと冬様子を見てみます。
1mの杭で冬の凍結に勝てるのかどうか実験です。
裏側
凍結で持ち上がってきてしまうようなら単管パイプの杭をもっと長いものにしようと思いますが、なんとかこれで頑張ってくれたら良いなと思います。
さてどうなるか、、
ご近所さんの情報によりますと、別荘地はすっかり雪景色だそうです。
次に行く時はまたモノレール埋まっちゃうのかな
↓今日の防犯カメラ映像
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