毎日毎日、国立前期がせまった長男のこと考えているんだけども、
考えてもどうしようもないし、しんどいから、
できるだけ別のことを考えるようにはしています。(笑)
幸い我が家には3人子どもがいるので、
弟妹たちのおかげて、なんやかやと気はまぎれています。
さて、前記事にも載せました、次男くんの高校入試。
他県にはあまりない「特別入試」という制度で合格内定いただきました。
普通科以外の科で(商業科や看護科など)定員の半分くらいが特別入試で合格内定します。
だいたいは英数国の3教科の試験と面接と作文ってのが多い。
次男くんが受けた理数科は3教科と面接と理科の口頭試問。
しかし、口頭試問って、どんなの~???
過去の例を学校が公表してくれてるし、
中学校でもそれ用の準備を受験する子だけ放課後残して、
理科の先生がレクチャーしてくれたそうです。
でもまあ、イマイチ具体的にはわからない・・・。
なので、次男くんが実際に受けたときの話を備忘録として書きますね。
なんの役にも立ちませんが、こんなことするんや~って参考までに(←なんの?)。
まず、呼ばれて教室に一人で入ると、4つの机と道具、先生が何人かいた。
一つ目のテーブルでは500のペットボトルが置いてあり。
「これは炭酸水です。なんの気体がとけていますか?」
「その気体を発生させるために必要なものを、後ろの中から選びなさい」
後ろの先生がパーっと、二酸化マンガンとか過酸化水素水とかいろいろ列挙してあるボードを挙げるので、
それを見て答える。
「この中には50グラムの砂糖が溶けています、質量パーセント濃度を1分以内で答えなさい」
紙が置いてあるので、そこで計算する。
次男くんは500+50をして、割ったけど割り切れくて焦り、
ハッと気が付き、もう砂糖は入ってるんだから50÷500でいいんやと気が付いてセーフ。
(これは同じ間違いをして答えれなかった同級生がいたらしい)
そして次のテーブルへ移動。
ポリエチレンとかポリプロピレン(?正確には覚えてない?のであやしい)の
破片が置いてあり、それぞれ密度が書いてある表もあり。
「この二つをリサイクルするために分別したいのですが、
分別する方法と、その理由を説明しなさい」
これは、密度が1より大きいものと小さいものだったので、
水に浮かぶものと沈むもので分けるということだったらしい。
そして次のテーブルへ移動。
今度はスイッチや電流計や電圧計が置いてあり、
「直列回路と並列回路を電流、電圧が図れるように作りなさい。
ただし、電圧電流がどのくらいあるのかはわからない」
なるほど、電流計とか、一番大きな端子につなぐとか、そういうところを見るのねー。
そして最後のテーブルへ。
そこにはマグネットタワー二つが量りの上に置いてあり、
磁石が引き合ってくっついているものと、反発して浮いているものがあり。
「この磁石に働いている力を説明してください」
「一方はくっついているが、一方は離れて空中に浮いている。なのに質量が同じ理由を説明しなさい」
次男くんは、3つのテーブルは答えれたけど、この磁力のところはあいまいで。
「磁力」だけでいいのか「引力」「垂直抗力」とかいるのか悩んだそう。
しかし、同級生に聞いてみると、皆緊張してすべてを答えれたわけではなさそうで。
密度のやつを逆に答えた~とか、
頭真っ白で覚えてない・・とか。
次男は割と冷静に考えれた、というのが勝因かなと思います。
口頭試問、初めての体験でしたが、
なかなか面白いことをするのね~~~、と思った試験でした。
次男くんの行く予定の高校は、地域の県立高校で、
理数科が1クラス、のこりは普通科です。
理数科でも普通科でもどちらでもよかったのですが、
理数科だと、テーマを決めていろいろ研究したりするらしく、
それが大変だけど楽しそうなので、できれば行きたいということになったのでした。
いまはだらけまくりの中学生活を送っていますが、
高校入学したら心機一転頑張ってもらいたいな、と思っています。