ちょっとした修正は必要なのだけど、
自分さえ諦めれば見た目には普通の人とさほど変わらない日常が過ごせるようになった。
自分もまわりも。
今日は、ちょっと精神的な時間の余裕があった。
入院してたときに一緒に話したYさん。
最近、話してないけど。
ショートメール、送ってみた。
届かない。
電話したのだけど
現在使われておりません、となった。
共通の、草津で同じ部屋だった人に番号変わったのかな?とメールをした。
しばらくすると電話があり近況を伝えられた。
絶対的なことは彼女にもわからないが、お見舞いに行ったときには弱っていて、おそらく、ということだった。
退院したって元気になった訳じゃない、再発だってする。
そんなこと自分が一番わかってたんじゃないのか。
自分だけは普通の暮らしに戻ったつもりになりたくて。
あーもう。
もっと話しておけば良かったんじゃん。
こんな大病しても、本当に必要なことがなに一つわからないんだから、アホだ。
旦那さんは先に亡くなられているし、子供もいない。
住所位、聞いておけば良かった。
入院していても本当にパワフルで、私の病室に来て三時間はノンストップでしゃべり続けていた。
入院しているんだから元気ではないのだけど、
元気ということばがふさわしい人だった。
共通の知人は彼女の姿を見ているだけに冷静に、受け止めていたけど。
日常に追われることで、普通になったと勘違いをしたい自分。
でも、命には限りがあるとわかっているはずなのに。
もっと丁寧に、もっとちゃんと、
生きなければ。
電話番号が変わっただけなのよ、そういって出てきてほしい。