終戦から80年近くも経つと、この名前すら知らない人が多い。
本物はマドリード市内にある国立ソフィア王妃芸術センターの目玉作品として恒久展示されている。
圧倒する大きさに驚いた。警備もそんなに厳しくなく、観光客も少なくゆっくりと観ることができた。
日本にはそのレプリカがある。ほぼ原寸大で精巧に陶板複製され丸の内オアゾの広場に設置されている。
6月の企画のコンサートのため私が描いた「ゲルニカを観る人々」を展示しながら、講演会そしてピアノコンサートと有意義な2時間を過ごしていただければと思っている。そしてそこから世界平和を考えてもらえればと思っての企画。
ゲルニカを描いたのはピカソ。スペインのマドリードに行った時、街の広場の一角にあるビルの側面にもピカソの絵がああった。
「サルダーナを踊る」る絵である。その踊りを取り入れた絵も3年前描いたことがある。
地球上で大きな戦争が今もって続いている。いつになったら世界全てが平和になるんだろうか。そんな願いを込めた絵を毎年描いているのだが。