その合否通知を石原詢子さんから直接にいただいた。雅号もいただけるとあって嬉しい‥‥‥‥。
ただ私は昔から「賞」取りは好きではない。
絵の世界に入っても一匹狼。人と比べるのが好きではない。
フジ子・ヘミングさんは審査委員の仕事を引け受けなかった。差別、区別することになるからだ。
またピアニストのリストもそんなことを言っていた。
「超絶技巧は手段であって目的ではない」と。
私も賞は目的ではなく手段とし、今の仕事に活かしたい。
いよいよ詩吟の題目は「本能寺」に入った。
本能寺の変、東京の夜空を眺めて当時を思い浮かべた。