短大の人間科学の授業でビデオを観た。
お腹に5ヶ月の赤ちゃん。
特殊なカメラで羊水の中を撮影していた。
まだ小さいけれどもう殆どの機能は整っている。


父親に当たる人が赤ちゃんを諦めてくれと話す。
それを聞いて母親が泣き出すと
赤ちゃんがピタリと動かなくなる。


医師が 赤ちゃんの様子を父親に見せる。
もうすっかり進化を経て1人の人間として
息づいている事を知らしめる。

父親は反省し「元気な赤ちゃんを産んで」と告げ
母親が喜ぶと赤ちゃんも途端に手足をばたつかせる。
と言ったもの。

決して真面目な生徒では無かったがそのビデオは
何故か忘れられずずっと覚えていた。
19歳くらいの話。

母親の気持ちが直結するのを目の当たりにし
その後妊娠した時もそれを思い出しなるべく
穏やかに過ごしたつもり。

娘の妊娠が分かった時が丁度5ヶ月。
まぁ色々あったけど、これはのちほど。

娘に一つだけお願いした事。
「悩まない」
それだけ。不安もある中守ってくれた。
息子、娘、孫。3人実行してみてコレやはり
効果あると思うな。

お腹の中が過ごしやすいって
ママが出来る最初のプレゼントだと思う。