奇跡のピアノ | I treasure you わたしのたからもの

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パクユチョンさんを応援しています。
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こんにちは〜(^^)


新宿ラスト見られました。もうポスターもこの一階入り口の一枚だけで。上のフロアでは次の映画一色に変わっていてユチョンの痕跡はありません。観客10人ちょっと。これもまたありだなぁという感じの静かな終わりです。

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目が見えなかったら。何で感じるんだっけ?

聴覚触覚嗅覚


静かな風の音が好きと言うイェウン。

何かが揺れてできた音たちが彼女の耳に入る。

光や温度や水気。肌に触れたものが全て。



初めての水辺はお父さんの声で降りる。

初めての白杖での道覚えはお母さんや友達と。


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好き勝手に自分の狭い世界で弾いてた彼女が、コンクールに落ちて。ピアノを弾かなくなる。

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両親は彼女の力を諦めず、作曲の才能の片鱗を見出す。演奏技術も曲想も学べる環境を探す。元々弾くのが好きだから自分から弾いていたイェウンだけど、この両親の支援がなかったらここで夢は終わってしまったかもしれない。

いろいろな技術が外から入り始め、体でわかり始め、世界中にある音楽の世界に入り込む。
感じる、覚える、好きな表現を知る。


じっくりゆっくり。感じたことを深く留めて。

熟成した何かが、彼女から奏でられる。

初めてセッションしたピアニストのイ先生は、その不思議さに喜びと驚きで涙が浮かび声が詰まる。



初めての海はお母さんと歩く。

初めてのセッション演奏はイ先生と。

初めての自分の曲のコンサートは支えてくれる人たちと一緒に過ごす。


彼女のひとつひとつの体験が、視覚以外のあらゆる感覚にしまわれ、またピアノを通じて溢れ出すのですね。


お母さんが娘を信じる。信じられた娘は自信を取り戻し、自分のことも信じて挑戦する。

自分を信じられるようにしてあげるって、子供に一番やってあげたいことですよね。イェウンのお母さんは、何だろう?自然にできてますね。全然綺麗事でないはずなんだけど、笑って過ごす術も持ってる。こういうお母さんにこういう娘が出会う。

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もう大きいお姉ちゃんですよ、すっかり。
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それで何故かユチョンが彼女に出会い、私たちも出会ってしまうっていう。

不思議ですねぇ。

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ラストのナレーションの翻訳。



お母さんがいるから 嵐の海も渡れる

お母さんがいるから 高い山の上にも立てる

今日もイェウンは

お母さんと一緒に ピアノを弾き続ける

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ユチョンも、誰かがいるから、誰かが一緒だから、生きてるんでしょ?
その誰かはあなたに自信を持って人生に挑戦してもらいたいと願っていますよ。


いろんな素敵なものをくれてありがとう。
私たちも願っています。

ユチョンがんばれ。


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