インタビュー:いろんな感情を含む涙 | I treasure you わたしのたからもの

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2012.1.28 日経エンタテイメント!韓流ドラマスペシャルvol.3   (その1)

後半、彼女の嘘を知ってから、ユヒョンの気持ちも変化しますが、演じる上ではその差をどう意識したのですか。
 基本の心はそのままで、それ以外の部分ではタフになるというか…。心を強くする感じ。変わり方にも二通りあります。最初のキャラクターからガラッと変わるほうが演じやすいです。でもユヒョンの場合は、元の心はそのままで、キャラクターの変化を見せなければならなかったので、その表現が難しく、苦労しましたね。

涙の演技が印象的でしたが、泣く演技はどうでしたか。
 自然に涙が出たこともありますが、疲れていると出てこないんですよね。細かい話になりますが、ユヒョンというキャラクターをどのように自分と混ぜ合わせていくのかが一番のポイントなんです。似ている部分があるキャラクターでしたが、それでも同じ部分より異なる部分のほうが多かったです。例えば台本を読みながら、ユヒョンならここでは泣かないと思うけど僕なら泣くだろうとか、逆もそうですが、そういうことがよくありました。それで、練習の時に泣くタイミングの調節を考えるんですが、実際に撮影に入ると僕の本心が出てしまい、そうはいかないこともあって。僕の気持ちが先走ってしまったり逆に涙が出なきゃいけないのに出てこなかったり。そういったところでは、自分の気持ちを押さえたり出したりといったコントロールが大事になっていたと思います。

ミスリプリーの見どころや注目してほしいところは?
…演技面では泣くシーンですね。"成均館"でも泣く演技がありましたが、若いからこその涙というか、とても純粋に泣けていました。何か1つのことを思っての涙だったと思います。
でも、"ミスリプリー"で流した涙は、いろんな感情を含む涙だったと思います。うまく表現できるように頑張ったので、注目してほしいですね。

演じることが楽しそうですね。
 面白いですね。特にミスリプリーをやっていて感じたのは、僕の性格ならやらないこと、本来の僕には表現できないことでも、その役ならできることがたくさんあるということです。考えてもみなかった表現や性格を、ユヒョンを通してユチョンがすることが、とても面白いというか、楽しかったです。
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自分にないものは表現できないのではないかなと思います。普段のユチョンならやらないとは言っていますが、元々小さくは持っている性格でそれを引き出しから出してきて仕事を通じて変換して発してるんではないかと。日常のどのシチュエーションの時の気持ちと一致させているかは聞いてもわからないのでしょうね〜。

以降リプリーの演技を恥ずかしがって嫌がるユチョンですが、案外、瞬間瞬間はユヒョンの素養持ってますよね。ただ照れで長時間持続はさせられないみたいだけど。