「演じるときも感じましたが真心のこもったシナリオ、脚本家の心が伝わったようです」
「イ・ガクとテヨン、そしてテヨンに成りすましたイ・ガクを演じながら混乱したことはありませんでした。その都度シナリオを読みながらそれぞれの姿に没頭することができましたしいくつもの分かれた感情を自然に感じることができました。反面完全にテヨンになったときは少し手こずりました。それまで時代劇風の台詞だったので現代語のテンポについていけなかったんです。初めは少し手こずりましたね」
「イ・ガクとテヨン、そしてテヨンに成りすましたイ・ガクを演じながら混乱したことはありませんでした。その都度シナリオを読みながらそれぞれの姿に没頭することができましたしいくつもの分かれた感情を自然に感じることができました。反面完全にテヨンになったときは少し手こずりました。それまで時代劇風の台詞だったので現代語のテンポについていけなかったんです。初めは少し手こずりましたね」
(ラストシーンは)「100%テヨンだと思って演じました。イ・ガクの記憶が残っているとは思いませんでした。無意識のうちに転生という感覚はあったかも知れませんが、ハッピーエンドでもサッドエンドでもありませんでした」
「"屋根部屋のプリンス"の序盤には"成均館スキャンダル"との差が必要だという考えがありました。しかし数日で自然にそのような考えはなくなりました。身分が違うからその中から出てくる雰囲気も100%違うだろうと思うようになったんです。皇太子の人生について悩んで、視線、顎の角度、腰など、設定の一つ一つを研究しました。僕は呼吸するときに空気が抜けすぎる方なんですが、そこを補強しようと台詞の練習を沢山やりました」
「プレッシャーを取り払って演技にだけ集中したら、キャラクターそのものに溶け込めました。演技をしながら面白かったし、演技の醍醐味を味わうことができました」
……
「ジミンさんが台本と台詞についての悩み事を先立って解決して、意見も提示してくれました。演技者の先輩としてもう少し気楽に演技できる踏み台を作ってくれたと思います」
「朝仕上がった台本で、最初のシーンを撮るために会うと、ジミンさんは僕を呼んで監督と話できる機会を用意してくれました。僕が先に出て相談しなければならない部分だったのに、ジミンさんが僕の負担を減らそうとしたわけですね。そんなこと一つ一つがとても役立ちました。とても有難い気持ちでした」
********************
ユチョンはどの現場でも、多くの先輩にたくさんのことを教わっている様子を話してくれますね。インタビューを遡って振り返っていくと、経験を積むほどそのことを周りからの導きでやってもらう受け身の立場から、意識して自分からやるようになってることに気づきます。
なかなかこのドラマは見所が多く、何回見てもユチョンの演技だけに集中してみられないんですが、それだけ馴染んでしまっているということでもあるのかな…