インタビュー:アクションシーン | I treasure you わたしのたからもの

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2014.8月 KNTVオフィシャルインタビュー

− 大統領役のソン・ヒョンジュさんや警護室長役のチャン・ヒョンソンさん、ユン・ジェムンさんなど、年が離れた先輩も多く大変なこともあったかと思いますが一緒に仕事をしていかがでしたか
  やはり大先輩なので、すごく緊張しました。
  ソン・ヒョンジュ先輩と目を合わせて演技をすると「こんなことを演技している」と目で表すのではなく僕がいつのまにかそのまなざしに引き込まれていく感覚になります。撮影しながらドキドキしました。言葉に表せない感覚ですね。目でそこまで表現できるというのは演技に真心が込められていたからだと思います。僕もいつか先輩のようなまなざしを持つことができればいいなと願っています。 

− アクションシーンはどのように準備しましたか
  死ぬかと思いましたね(笑)。撮影が始まる前に映画の撮影の合間を縫ってアクションスクールに通い、警護官の精神や姿勢についても学びました。アクションをきちんと演じたのは今回が初めてです。学んでいる時はアクションが大変だとは全然思いませんでした。…アクションシーンでは感情を込めるのが難しいんです。精神的に疲れても体力があればどうにかなるのですがアクションをやると精神力と体力がどちらも疲弊してしまうことがあるのです。その壁にぶち当たると瞬間的に出そうとしている感情も表せなくなり身体も疲れてしまう。そんなところが大変でした。でも楽しかった。やっている時は楽しくありません(笑)。なぜなら皆さんご存じだと思いますが一回で終わるものではありません。様々な角度で撮り、2ショット、フルショットなどいろいろ撮影するので体力的にとても消耗するんです。本当に燃費がすごく悪い車に乗ったような気分でした(笑)。でも結論を言えば楽しかった。つらいけどなぜ多くの俳優がアクションをやりたがるのかを少しだけ理解するきっかけとなりました。 

− パク・ユチョンさんにとっての名場面を教えてください
  僕の演技ではないのですが、先輩警護官役のユンジェを演じたキム・ミンジェ兄さんはとても演技力がありますよね。怒鳴るのがすごく上手なんです(笑)序盤に大統領が市場で暴漢に襲われるシーンで僕が携帯電話を手にしたとき、僕の右横で「こんな時に携帯を気にするとは頭がおかしいのか」と。人がたくさんいる中でミンジェ兄さんがそのセリフをいった瞬間、僕には誰も見えなくなり感情がこみ上げてきたのです。もともとは涙を流すシーンではありませんでした。でもミンジェ兄さんのおかげで感情がぐっと高まり何十人も群衆がいたのに誰も見えなくなったんです。名場面と言えるかどうかわかりませんが、個人的にはそのシーンについてよく覚えています。 
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  俳優活動ばかりだなぁ、ソロアルバム用に曲を書き溜めてくれないかなぁと待ち遠しく思っていたのですが、たくさんのプロの俳優と交流するのは、ユチョンにとって成長への良い刺激になっていたのだなぁ、とわかりました。ユチョンの演技、見てるようで見てないんですね、きっと。