小2からサッカー始めた息子。
サッカーをやりたい
って言い始めたのは、幼稚園生の頃。


きっかけは
たまたま遊びに行った公園で
社会人サッカーをしてた方がお相手してくれたこと(それしか浮かばない)

海外サッカーが好きな私の兄から
古い雑誌を受け継ぎ

海外サッカー、高校サッカーの雑誌を買い
なめるように読みまくり
息子の情報量の凄さに驚いたほど。

さらには、高校サッカーからプロへと進む選手を追うことの楽しさも知り
チームの考え方やプレーなどを見て

鹿島アントラーズというチームが好きになった、らしい。


彼自身の視野や繋がりが
広がってほしい
世界って広いんだ

そんなことを知って欲しくて
小学生後半は
それまでお世話になっていたチームを離れ
新たなスタートを。

福島市内に関わらず
県北地区、中には県中地区から通う仲間がいるチームで

山あり谷あり
これでもか!
という程の悔しい思いを沢山した
小中学時代。

もうやだ!
と言いたいこともあっただろうに
愚痴ひとつ言わず
人を羨ましがることも
文句も言わず

ずっとサッカーと向き合ってきた。


今となると

アホみたいにポジティブな息子で

時に飽きれるほどなのですが😱


本人いわく、

「俺はサッカーやってきた中で

いかに気持ち切り替えて

前を向くか!

ってのを散々訓練されて来たからね😏」


と、得意げに話す。



でもそんな息子。

高校最後の大きな大会である、

選手権県大会。

メンバーに入れず終わってしまったけど


メンバー発表になった日の報告の際


「お母さん、ごめん!🙏」

と、
私の前で手を合わせ謝ってきた。


「何が?」


と聞くと


「メンバーは入れなかった。

めっちゃ悔しいけど
自分なりにアピールもしてきたし

めっちゃ悔しいけど、もう十分!!

でもお母さん、ごめんッッ🙏🙏」


って言ってきた。


なんとも言えないない気持ちになりましたが


私が息子のサッカーを応援してきて

目指してたものがそこではなかった
というか

もちろん、チームのトップチームと呼ばれるところで活躍する息子をみれるのも嬉しかったのかも知れないけど


私自身

息子がずっと頑張ってきたのも知ってたし

サッカーが好きなことも知ってたし

高校3年間
Fリーグで戦ってきた姿が見れたのが
何よりも楽しかった!!!!

泥んこのグラウンドだったり
たまーに人工芝での試合だったり

色んなところで
息子のサッカーが
息子がボランチでプレーしてる姿を見れたことが


本当に本当に楽しかった😊‼️


諦めとか
そんな気持ちは
息子の中にずっとなかったように
私の中にもそんな気持ちはなかったけど


何ものにも変えられない
息子のサッカー時間

この長い時間の中で
私自身も共に
貴重な時間と繋がり、心、気持ち

そういうすべてが
本当に有難くて、楽しくて


だから

息子が「ごめん!!!!」と謝っていたけど


私にとっては

ありがとう

しかないのだよね。


おそらく息子は
私に本人が納得出来るような報告が
ずっと、したかったのかもしれないけど


私はとても幸せだったなと。


~~

…と


10数年続けてきたサッカーは
もう十分戦い切ったようですが


小さい頃から試合観戦が好きで
あちこちのスタジアムに連れて行ったり
テレビで観たりしてきたけど

これからも
色んな角度からサッカーを見ていくだろう息子。



今日は

埼玉スタジアムにて

同じように
今日で高校サッカーを引退する
同じ歳の子達のサッカーを
食い入るようにみてくることでしょう。



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