大阪なおみさん。
1997年10月16日生まれ。
(写真は大阪なおみさんと姉のまりさんがプロデュースしたラケット宣伝写真よりお借りしました。)
日本人初となる
世界ランキング1位を達成し
華麗なる活躍をされています。
一方で
・お父さんが独学でテニスコーチ
・お母さんが睡眠3時間で金銭・家事のサポート
という家族の事情があったり。
また最近(2021年)では
・試合後の公式インタビューに答えない(その後、鬱病を告白する)
・無期限休業宣言
などありました。
大阪なおみさんの人生を算命学で紐解くことによって
なぜ起きたのかをお伝えして
算命学というよりよく生きていくヒントをお伝えしたいと思います。
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1、人生が陽転するキッカケとは?
2、本来の性格
3、鬱病は予測できたか?
4、今後の予測
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<1、家族・家系からの後押しが人生陽転へ>
生活は厳しかった。元々夫が住んでいた一間きりのアパートで家族4人、肩を寄せ合うような暮らし。
正直、食べるものにも困っていました。
そんなある日、テレビでウィリアムズ姉妹の活躍(1999年の全米オープンで女子シングルスを妹セリーナが、同ダブルスを姉ビーナスとのペアが制した)を見たとき、
「まりとなおみをプロテニスプレイヤーに育てよう!」という思いが夫婦の共通の夢になったのです。
先の見えない暮らしのなか、10代の黒人姉妹の活躍は、私たちに未来に踏み出す力をくれました。
もちろんそんなふうに考えられたのは、まりの運動神経が、その可能性を信じられるくらい抜群だったからです。
独学でテニスの指導法を身につけたウィリアムズ姉妹の父親を手本に、マックスも資料や動画を参考にしながら娘たちにテニスを教え始めました。
大阪なおみさんの場合は
明らかに家族や家系からサポートをもらえると
運が大きく発展していくタイプの方になります。
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・大運初旬大半会
・午未天中殺なので月支が日干を生じているため陽転1位
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大運初旬大半会をしている方は藤井聡太さんも同じです。
小さい頃から家族や家系から恩恵を受けて
自分の才能を伸ばしています。
大運初旬には自分の才能や運について
仕掛けが隠れているので解明していくことはとても面白い見立てです。
ここで1つ注意しておかなければいけないことが2つあります。
1つは常識的に考えないこと。
大阪なおみさんの場合は家系から恩恵を受けた方が
才能が伸びる方だったのですが
家系から恩恵を受けると伸びないタイプの方もいるんです。
過酷に育った方が才能が開花するなんて
常識的にはあまり思い付かないですよね。
あともう1つは
大運初旬が大半会という同じ条件であっても
家庭環境として恩恵を受けなかった人もいるでしょう。
そのような人は確かに不遇ではありますが
算命学を学んでいるとだったら今どうしたら良いかが
わかってくるようになります。
また大阪なおみさんは子午双連格にも入格していて
家族と一蓮托生の運命であり
家系を盛り立てる役目があります。
さらに初旬は異常干支が回っていて
才能を開花しやすい運が回っていたことも関係しています。
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<2、そもそもの性格は?>
有名人の方は行動や発言を元にして
その人の性格を推察します。
大阪なおみさんの行動で注目されたことがいくつかありますよね。
(対戦相手の)ウィリアムズ(36)はラケットを叩きつけて壊したり、主審と言い争うなどして、たびたび警告を受けた。
この決勝についてはウィリアムズの行動が注目を集めるだろうが、集中を崩さず落ち着いて、
品格の高いプレーによって勝利を手にした大坂(20)の功績は十二分に評価されるべきだ。
2018年全米初優勝時。
ラケットを投げつけ、ボールを叩きつけた。揚げ句の果てに、地面に落ちたラケットに強烈なキック。
2020年全豪3日目。
算命学ではその人の性情の50%を日干支が表すとされています。
大阪なおみさんの場合は「辛卯」です。
教本に基づいてその辛卯について書いていきたいと思います。
辛卯の方は、受身的でおとなしく、心が穏やかで愛情に溢れた方です。
自分自身の損得を考えずに人の面倒をみたりするお人好しな面もあり、
あまり深く考えずにするため必要以上に尽くしたり、限度を超えて面倒を見たり、お節介が過ぎてしまうことがあります。
人間的には、魅力があり人からも慕われます。
動きには、品性を兼ね備えてはいますが、庶民感覚に打ち出されたものです。
ただ、ここ一番のチャンスに力量不足が出てしまい、大きなチャンスを逃がすことがあります。
お母さんのインタビューからも
大阪なおみさんが引っ込み思案であることが語られています。
皆さんの中では、全米で初めて優勝したときのなおみのイメージが大きいのではないでしょうか。
実際、あのときのなおみは本当にああいう内気な感じだったんです。
テニス以外にすることといったら、家でコンピュータゲームをするか、まりとおしゃべりするくらい。
でも、だんだん人と接する機会が増えて、彼氏もできて、いろいろな世界のトップにいる人たちとの親交もできて、
少しずつ心のドアが開いていったのだと思います。
そもそも内気な大阪なおみさんが
人間関係に積極的になってきたのは本能的に外広がりになっていく運勢だったことが
宇宙盤からわかります。
逆にこの領域が狭いと本能的に人間関係が狭くなりがちです。
また陽占の南方に仲間を表す石門星
東に伝達本能を表す鳳閣星
西に愛情奉仕を表す禄存星
を持っています。
本来は引っ込み思案でおとなしいところがあっても
多くの人と接していく社会性が育っていく方向になっていました。
ではニュースにもなった
イライラの爆発はどこからきたのでしょうか?
1つのヒントは陽占にあります。
車騎星と貫策星がぶつかって井乱局に入っています。
性格がかなりきつい人になります。
車騎星は運動選手に多い星なのですが
瞬間的に動ける力とは短気にも通ずるのです。
そしてもう1つは
鬱症状が出ていたのではないかと思われます。
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<3、鬱病占技>
鬱病占技とは。
教本の言葉をそのまま添付します。
長い人生の間には精神的に異常をきたす時期があるという考え方から出発しています。
鬱病は医学的に脳の疾患が原因で症状を呈する場合もあるでしょうが
自然の流れとして思考がそのような方向に向かってしまう場合があることも事実です。
この占技は人生の壁(自己否定に向かいやすい時期)を推測し、
改善策である身体(健康)を鍛えることで、
その時期を乗りきるための占技です。
この占技によると大阪なおみさんの鬱症状が発症したとされる2018年は
鬱病になる条件として、ほぼ該当します。
簡単に書くと鬱病になりやすいのは
拡大と分離の両方の運気がやってきている時
もしくは
拡大しすぎている時
になります。
大坂なおみさんは
2020年までは症状が出やすく落ち着かない運気が続いていました。
活躍されている方の特徴として
自分の感覚を信じられることがあると思います。
感じていることを信じられるから
目に見える根拠はなくても
その通りに信じて行動されます。
このしんどい時期を乗り越える1つのヒントが
大運の過ごし方です。
現在大坂なおみさんは大運に調舒星が回ってきています。
この意味は
「孤独になること」
なんですよね。
孤独になる方を選んでいるのは
もちろんアドバイスなどもあったかと思いますが
最後に選んで実行するのは自分です。
それには多くの批判や非難があることは
予想できたはずですし
実行に際して準備不足はあったと思います。
ですが今の自分がぴったりな方法である
一人になることを選んでいるのは本当に見事だなと思います。
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<4、大坂なおみさんの今後>
大坂なおみさんのインタビューや人柄では
天真爛漫さ、面白さが印象に残る人も多かったのではないでしょうか?
その一方で
2021年全仏オープンテニスでの試合後のインタビューに答えない宣言とその行為が
世界的に大きな話題になりました。
主催者は1万5000ドル(約165万円)の罰金を科した上で、4大大会の主催者合同で「違反を続けると大会からの追放、
4大大会出場停止もあり得る」と警告。
大坂なおみさんは大会を棄権することを電撃表明。
「トーナメントにとって最善の方法は、他の選手、そして私自身の健康のためにも、みんながテニスに集中することができるように、私がこの大会を棄権することだと思う。決して、みんなの邪魔になることだけはしたくなかった」
更に2018年の全米オープン以降、長い間うつ状態に悩まされていた事実を告白し、主催者に謝罪しました。
全仏主催者は「大坂なおみ選手には申し訳なく、悲しい思いをしています。なおみがローランギャロスから撤退した結果は残念です。彼女の一刻も早い回復を祈っており、来年なおみを迎えることを楽しみにしています。すべてのグランドスラム、WIA、ATP、ITFはすべてのアスリートの健康とメディアを含むトーナメント参加者のあらゆる側面を継続的に改善していきます。」と、声明を発表しました。
その後、無期限休業を発表しました。
2022年はトーナメントに復帰。世界ランクは2022年10月現在39位。
これは初年期の天真爛漫な天印星から
勢いがあり歯に物を着せぬ物言いをする天南星への移行を感じさせます。
また元々持っているエネルギーがわかる陰占では
庫気刑というトラブルの星を抱えているので
今後とも人間関係や物事の終わりのまとめをどうするか?は課題になりやすいのではないかと思われます。
2034年まで大運天中殺と変剋律大運中で
枠外で望外な運がある状態です。
ですのでこの運気が終わるまで
選手として活躍するかどうかは別として
注目を浴び続ける方であることは間違いありません。
2024年大運が切り替わります。
大運の切り替わりを接運と言って
これまでの流れが大きく変わることを意味しています。
接運の現象は2024年ぴったりに起きているのではなく
2023年から2025年までに切り替わっていくと言われています。
年運を見ると2024年に
西に害、中央に天剋地冲、東に破が回ってくるので
大きく変化が訪れるのではないかと予想します。
お姉さんがプロを辞めていることから
プロを辞めた後の展望も既にあるのではないかと思います。
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<後記・悪いと思われる運こそ飛躍の足がかり>
運はどうしても
良いと思われるものだけ欲しくなります。
でももしも
本当に運を良くしたいなら
悪いと思われる運を活用することなんです!
例えば「天剋地冲」とは
粉々に壊れるという意味を表します。
普通に考えると
粉々に壊れるって怖いですよね?!
でも真の再生は破壊しないと生まれません。
運って実は
受け取れる量が決まっているんです。
ですから
その人の力量に合ったものしか
現実は起きないわけです。
それなのに不必要に怖がっていたら、、
「運はいらない!」と言っているようなものなので
運は一向に良くなりません。
ですのでもしも本当に運を良くしたいのなら
悪いと思うような運も引き受けて
運を受け取る器を広げることより他はないのです。
不運こそ
後にやってくる幸運の引き金なんです。
そう分かれば
不運期こそどう過ごせば良いのかが
自ずと見えてくる。
それが運の改良方法で
運を知る面白さであり
生きる楽しさに繋がってくるのです。
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