今年の新人教育は妊婦薬剤師が担当していたのだけど、晴れて妊休に入ることになったので、新人の教育は誰に引き継ぐのかという話になり、
話になり、
話になり…
色々あって最終的に私が引き継ぐことになった。
去年まで3年間新人教育を担当していたけれど、毎年毎年私は人を教育することに向いていないと思っている。
自分の子供すらまともに教育できていないのに、なぜ他人を教育できると思うのか。
今年の新人に関しては、ただでさえつわりで苦しむ普段は温和な妊婦がブチ切れる寸前の雰囲気を醸し出しながらとてもとても優しく教えていたので、「私が担当じゃなくて良かった」と心の底から安堵していたくらいのツワモノ新人。
器の極めて小さい薬局長が泣かせてしまい、薬局長は上から怒られていたけれど、でも、薬局長の気持ちもわからなくはないくらいのツワモノ。
そんなわけで教育担当の話が回ってきたときは「1日で泣かす自信があるので引き受けません」と秒で断った。
だがしかしなぜ今私はツワモノ新人の教育を担当しているのか…。
その新人が最近また薬局長に泣かされたのだけど、「それは怒り泣きですか、悔し泣きですか、悲しみ泣きですか」と涙の分類を尋ねたら、「わからない」と言われた。
自律神経が乱れているのではないだろうか。
ちなみに私はまだ一度も泣かせてはいない。