棚卸だったので、ルーキーを学童に預けてひたすら粒を数えるっていう地味な作業をしてきた。

早々に電子化希望…当分無理かな。

 

会社の会議がようやく電子化した。

コロナが蔓延するまでは月に2回時間外労働で社員全員集まる自称「熱い勉強会」が開催されており、私が「このご時世に非効率的だ」と言っても「みんなが物理的に顔を合わせることで絆が強まる」とかなんとか昭和的な返答をされて茫然としたが、さすがにコロナ禍で医療人が集合する勇気はなかったよう。

元々集まったところで誰とも会話はしないし、一方的に話を聞くだけだし、絆の欠片も感じないし、むしろ電子化した方がネットに慣れた20代の社員は参加しやすいんじゃないかなと思うんだけど、昭和なおじさん連中にはわからないかな。

 

ついでに言うと、「接遇」「接遇」って言う割にレベルが低すぎて泣ける。

どっかからマナー講師を呼んでいまだに航空会社が大昔に使っていた身だしなみマニュアルを遵守しろとか、接遇マニュアルも一律的過ぎて読んでるだけで笑ってしまう。

 

日本のおもてなし文化/接遇文化は医療業界にはまだまだ浸透していないし、そもそもその医療人が接遇を理解せず完全にナメていらっしゃる。

 

そして私は経験として大きな強みを持っていると思っている。

航空会社を含め接客業の接遇と医療現場の接遇は違う。

オオモトは同じでもアプローチの方法は完全に異なる。

これを理解しなければいくら元CAやら元アナウンサーのマナー講座/接遇講座を受講しても、全く意味がないし、ただの会社としての「接遇に力入れてますねん」という自己満足に終わる。

お金の無駄遣いをして満足感を得たいなら結構。

 

10年以上航空会社で働いてきて接遇なんて真面目に学んでいたつもりはないけど、自分の体にいつのまにか染み込んでいたものに震えつつ、でも1年間ローカル薬局で働いてみてこれは本当に大事なスキルなんだと今になって気が付いた。

 

そして今、マネジメントスキルとしてセミナーを開けるくらい落とし込めるよう、画策しているところ。