最近読んだ本、『容疑者Xの献身/東野圭吾 』。


私は東野圭吾の本はあまり好きではない。

とにかく暗いから読んでいるだけで凹む。

白夜行/東野圭吾 』も『手紙/東野 圭吾 』も読んでいてどんどん暗くなり、『手紙』の最後で泣くという人の話を聞いて驚いた。

泣く気にもならないほど暗いのだ。


ではなぜまた今回東野圭吾を読む気になったのか。

金欠だからである。

なんだか評判がいいし、福山雅治だし、柴咲コウだしってことで映画が見たいけど、お金がないー!という切実な理由である。

全ては今月末の友人の結婚式参列のため、あるいは次の海外旅行のため、節約生活中なのである。


そんなわけで久しぶりに読んだ東野圭吾『容疑者Xの献身』。

なんだか、純愛だった。

最後、容疑者Xの深い純愛に涙が止まらなくて、でも彼の企てた緻密な計画の全貌に衝撃を受けたりして、気が付いたらボーゼンと読み終わっていた。


これは…。


映画が見た~~い!

節約中だけど、映画が見た~い!!

うーん、最初から映画見た方が安上がりだったかなぁ。

でもたぶん映画から見ても、どうせ「本が読みた~い」と言ってたと思うし。


久しぶりに面白い本を読んで満足。