ブログネタ:はずかし~い話聞かせて! 参加中


中学生の頃、宝塚にハマっていた時期があった。


宝塚ってすごいと思う。

同じ舞台を何度見ても飽きないし、見れば見るほどもっと見たくなる。

あの華麗で現実離れした浮遊感がたまらなく好きだった。


そんな魅力に中毒的にのめり込んでいた私。


ある時、娘役のトップが引退し、しゃぶしゃぶ屋さんを始めたという。

そしてなんだかとってもしゃぶしゃぶが食べたくなった私は、ある日曜日の昼下がり、ぷらっとでかけることにした。


「ちょっと大阪に行ってくるね」


当然のことながら驚く母。

ここは東京である。


「今から大阪ってアンタどうやって行くのよ?」


「中央線」


私はその場ですぐに大阪行きを断念させられた。


私は「中央線」とは、本州の中央を走っている電車だと思っていたのである。

北は青森から南は山口まで、乗っていればどこまででも行けると思っていた。


中央線にちょっぴりがっかりした中学時代の思い出。