映画「ラブ・アクチュアリー」 をレンタルした。
前々から気になってはいたのだが、出演している俳優を見て、「マディソン郡の橋」系のドロドロストーリーかと思って敬遠していた作品。

ストーリーは、ロンドンを舞台に19人の男女の様々な愛の形を同時進行で描いていくもの。

恋人、夫婦、兄弟、友達、片想い、初恋…日常生活の中にある人々の愛が時にコミカルに、時にシリアスに展開していく。

19人もの登場人物全員を覚えられるかもわからなかったし、2時間ちょっとの話なので、一人一人のストーリーがとても浅くあっけないものになっているのではないかと思っていたのだが…。


話の半分あたりから、号泣!!!


コテコテのラブストーリーだと、愛は高貴で尊い奇跡のようなもの的表現をされていたりするけど、でも本当は、愛はどこにでもあって、人は常に誰かの愛に囲まれて生きているんだって、しみじみ思った。

私は恋愛運マイナスだし!愛に恵まれないし!って、ビール飲んでプリプリしたこともあったけど、私の周りにはいつも家族や友達の愛があった。

これだけでも充分ステキなことなのに、その愛を見返りもせず、一方的に愛を求めていた私。


よしっ!これからは身の回りの愛を大切にしよう!!


とスッキリ泣いて、近所のおじさんのダイエット成功祝いで焼肉を食べに言ったら、私の顔を見てみんなが口々に言った。


「まーっ!好きな仕事をすると、顔つきまで変わるのね!」

「顔に責任感が出てきて、なんだか引き締まった感じがする!」


感動しすぎで顔が腫れてるだけなんだけど…。