我がボスNと元・同僚と札幌にやって来た。
札幌が雪のため、乗るはずだったADOが欠航し、ANAに乗ることができてちょっと得した気分。
たぶんスローガンは、「食う呑む遊ぶ」。
着いて早々に、新鮮な魚介類を食べに出かけた。
「食う呑む遊ぶ」のぶらり旅なので、誰一人ガイドブックで下調べをするはずもなく、女の勘でお店を決めた。
さっそく、魚介類の盛り合わせと炭火焼を注文。
そして私、ここでショックを受ける。
注文した魚介類盛り合わせに、まだ動いているエビがいた。
チープな食生活をしてきた私にとって、エビといえば、動かないエビだった。
その動かないはずのエビが、皿の上で動いている。
…申し訳ない気分になって、食欲が失せた。
豚肉とか魚とか好きだけど、その辺で生きているのを自分でさばいて食べろって言われたら、やっぱりショックだろうな。
でも仕方がないことだし、いまさらベジタリアンになろうって気にもなれない。
よくよく考えたら、アサリのお味噌汁を作るときなんて、プクプク砂を吐くアサリを何のためらいもなく茹でてるし。
アサリとエビを差別してはいけない。
ひとまず、動いているエビを元・同僚に動かないようにしてもらって、一気に食べた。
プリプリのエビを食べて、サッポロ生ビール!
おいしーいっ!!
札幌に来てすぐに、この旅の醍醐味を味わうことができるなんて、なんて幸せなんだろう!
失せたはずの食欲がいつの間にかパワーアップして戻ってきた。
ありがとう、魚介類!
ありがとう、エビ!
今日はそのままホテルに帰って、朝までさらに食べて呑む予定。