2019年3月14日(木)
昨日のツアー記事の続き。今日は(も⁉)熱く語ります!
ランチを食べた後は2.ボノロング野生動物保護施設(Bonorong Wildlife Sanctuary)を目指します!
この施設では、自然環境の中でケガをしたり親を失ってしまった動物の子どもたちを保護しているとのことです。この保護施設だけでなく、野生に戻すためのリハビリセンターもあるのだとか。※ただ、野生に戻すというのはなかなか難しいそうです。
タスマニアデビルもこの施設で見られるとのことで、動物愛好家の私はめちゃくちゃ楽しみにしておりました!!
フクロネコ目フクロネコ科タスマニアデビル属に分類される「タスマニアデビル」。現存する世界最大の肉食有袋類で、コアラのような(下向きの)育児嚢を持ち、その中で子育てをするそうです。
現在、このタスマニアデビルはタスマニア島とその周辺諸島にしか生息しておらず、その数約3000頭。絶滅危惧種に指定されています。
1936年に絶滅したタスマニアタイガー(別名:フクロオオカミ)や、ディンゴ(人類がもたらしたイヌが野生化した動物)に襲われたり、「デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)」と呼ばれる癌によりその個体数が激減したそうです。そしてこの疾患は繁殖時や餌の争奪時による咬傷を通じて感染する病気なんだとか。
そもそもタスマニアデビルはあまり速く走ることができず死んだ肉を食べる動物なのですが、道路で車に轢かれた動物の死体を食べている時に自分も轢かれてしまうという事故が多発しているようです。
飼育下でも寿命は5~6年、野生だと5年を全うできるものはほとんどいないんだとか。。。
前振りが長くなりましたが、タスマニアに行ったからと言ってその辺で簡単に見られる動物ではないということが分かっていただけましたでしょうか(^_^;)
それでは、紹介します(*ノωノ)
タスマニアデビルさんです!
「デビル」という名前がついておりますが、デビルには全く思えないほど愛くるしい顔つきをしています。小型のクマのような、猫やタヌキが合わさったような、、、(笑)
体重は最大で約10㎏、体長50~60㎝(しっぽを含まない)。
歩く姿はタヌキっぽい感じがしました(苦笑)しかし餌である肉を目の前にすると、その本能が発揮されるのか、かなり獰猛な姿を見せてくれました💦
自分の巣穴に肉を持ち込もうと肉を噛みちぎろうとするタスマニアデビル。
肉を噛みちぎろうとするその力はかなりのものだと思われます。
※動画と後述の自撮りは携帯で撮影。それ以外はCanonのミラーレス一眼(EOS-R)で撮影しております。
小さい赤ちゃんデビル3頭も保護されたようです。
小さいながらも肉にくらいついておりました(;´▽`A``
野生でないのは残念ですが、ずっと会いたかったタスマニアデビルに会えて超ハッピーな1日となりました✌
さてさて、このボノロング野生動物保護施設(Bonorong Wildlife Sanctuary)ですが、タスマニアデビル以外にも色々な動物が保護されています。
■ウォンバット
■(何とか)インコ←タスマニアデビルに気を取られ過ぎて名前を把握せず(苦笑)
■ハリネズミ
■カンガルー
↑入場時に餌がもらえるのですが、このように手渡しであげることができます。
こんなにも間近でカンガルーを見たのは初めてかもしれません☆⋆
■コアラ
なんと、コアラまで保護されています。メインランドからこの施設まで連れて来られたようです。
偶然にも餌やりタイムの時に居合わせたのですが、写真撮影を(無料で)しても良いとのことでした!
婚活用に…と意気込んで滅多に自撮りをしない私が撮った写真がコチラ↓
迷惑そうなコアラと私
自撮りに慣れてなさすぎて(この旅で初めて撮ったくらいです)、自分がちゃんと入ってないというwww
でも、まさかコアラちゃんと写真が撮れるとは思わなかったので大満足です♥コアラはかなり嫌そうな顔をしておりますが…苦笑
このあと、最後の目的地、Mt. ウエリントンに向かいました!
標高1270m。頂上付近は6℃くらい。
展望台からホバートの街を見下ろすことができます!
曇っていて残念(^_^;)
でも、3つの場所に回ることができるツアーに参加できて充実した1日となりました✌
ツアー代は大人1人 AUD 130=約10,300円
ホテルまでの往復送迎、訪問先の入場料込み。
ランチは含まれていませんが、日本語ツアーだと26,000円ちょっとするので、(母語ほど理解力はありませんが)英語ツアーに参加できて良かったと思っています。
長い記事になってしまいましたが、タスマニアデビル+その他の動物+ウエリントン山から見える景色の紹介でした(^^)/
では、また!