5人のspecial friends | アラサー女子の沖縄生活★

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~ 島人気まぐれ日記~

以前書いた記事(韓国料理×日本と韓国の関係について考える)の中で、イギリスでできた日本人以外の友達の中で、"special friend"と呼べる友達が3人いると書きましたが訂正いたします。

"special friend"は5人。その中でも特にspecialなのが3人なのですが…

私にとって彼ら5人がどうして"special"であるかを実感できたかと言うと、帰国を目前にし、どうしても(たった5分でも良いから)最後に会っておきたい人だと思ったからです。

限られた時間の中で、最後にどうしても会っておきたい人。

イギリスに来てたくさんの出会いがありましたが、最後に会いたい人、会っておきたい人を考えた時に、「どうしてもこの5人は外すことができない」と思った瞬間、私にとって5人ともがspecialであることに気が付きました。

イギリスで出会った5人のspecial friends を紹介します!

①韓国人コースメイト
②アメリカ人コースメイト
所属コース: Education and International Development(EID)※私の所属コース

2016年2月26日 韓国料理屋さんにて

①韓国人コースメイト

韓国料理をご馳走してくれた韓国人コースメイトは今は"Oppa"(韓国語でお兄ちゃん)と呼んでしまうくらい、一番仲良くなったコースメイトです。

"Oppa"と呼んでしまうほど、私にとっては友達ではなく家族寄りの存在。1度だけ、academic writing (writingの課題) のことで彼とぶつかってしまったことがありました。

でもお互い何も言わないけれど、言い方や伝え方によって相手を傷つけたり誤解を与えてしまったりすることに気が付き、反省。それ以降、一層相手の気持ちを考えながら、良い付き合いができるようになったと思います。

②アメリカ人コースメイト

2016年 3月5日 モロッコ シャウエンにて

英語のことで落ち込んだ時、英語の課題で困った時、いつも助けてくれたのが彼女でした。

私は青年海外協力隊としてホンジュラスで2年間過ごし、彼女はアメリカン・ピースコー(アメリカ版協力隊みたいな)としてモンゴルで2年間過ごし、途上国での生活や仕事についてたくさん話をしました。

2人とも基本的に旅行は1人旅派なのですが、何故だか話が盛り上がり2人でモロッコに行くことに。

違う国籍の友達とまさか2人で旅行することになるとは思ってもみなかったで、最初はどうなるかな?と思いましたが…。今ではとても良い思い出です(*^^*)

③中国人の友達
※所属コース: Early Years Education

2016年 3月10日 ビビンバ専門店にて

彼女は同じ大学院(IoE)に通っていますが、所属するコースは違います。

出会ったのは去年の8月(準備コースのUnit 3の時)。
今でも覚えているのは、出会った初日から何だか彼女とは波長が合うな、と思ったことです。

それまでの私は、とりわけ一緒に昼ご飯を食べたいと思える友達がいなかったので、歩いて5分で帰れる寮(前の寮)までお昼を食べに帰っていました。

でも彼女に出会い、「お昼、一緒に食べよう!」と声をかけてもらい、それからはサンドウィッチを持って学校に行くようになりました。一人でお昼ご飯を食べることが淋しいわけではなかったのですが、彼女に出会って一緒にお昼を食べるようになってから、お昼の時間が「楽しい時間」になりました。

中国人に対する印象も少し変わった気がします。

大学院に来てたくさんの中国人を見かけます。「中国人って~だよなぁ。」と一般化(特にネガティブな意味で)したくなる時が多々ありました。でも彼女はその一般化したことに当てはまらないことが多く、「中国人だからといって、皆がそうとは限らない。」と思わせてくれる存在でした。



お互い自分の意見をはっきり伝えるタイプなので、彼女とも一度ぶつかったことがあります。でも、きちんと話し合って、自分の非をお互い認め合って、前よりももっともっと仲良くなることができました。

この3人がspecial中のspecial friendsです✨

そして、もう2人、どうしても帰国前に会っておきたかったspecial friendsを紹介します!

④イギリス人の友達
所属コース: Mathematics Education

2016年 3月10日



前期に受講した数学の授業でお世話になったイギリス人の友達です。数学コースの所属ではない私。数学の授業をとることは楽しみだったのですが、知らない人たちと授業を受けること(アウェイ感)が心配でもありました。

でも気が付いたら彼を通して数学コースの他の人たちとも仲良くなり、自分の所属コースの必修科目よりも数学の授業の方がリラックスして受けられるようになりました。

Native Speakerではない私。
決して英語が流暢に話せるわけではない私。
母語であっても話すことはそもそも得意ではない私。

でも彼は私の話を必ず最後まできちんと聞いてくれる人でした。

そういえば、アメリカ人コースメイト(②)が言ってたなぁ。

"もしNative Speakerがあなたの言ってることを理解できないとしたら…"

"それはあなたの英語に問題があるんじゃなくて、単にその人があなたの話を聞いてないだけよ"

って。

イギリス人の彼は間違いなく私の話(真剣な話もくだらない話も)を聞いてくれる人でした。

⑤パキスタン人の友達
所属コース: Education, Gender and International Development(EGID)

2015年 11月29日 パリにて
※Paris Study Tourのフリータイムの時に一緒に買い物に出かけた時の写真

彼女との出会いは、去年参加したParis Study Tour。ツインルームのシェアメイトだったのです。

寝食を共にするってスゴイですね。
あっという間に仲良くなりました。

そもそもお互いの波長が合ったのか、すんなり仲良くなれた気がします。そして、パキスタンの話や、女性の権利について、私の知らなかったことを教えてくれました。その度にいかに自分がパキスタンに対して偏見を抱いていたり、間違った認識をしたりしていたかに気付かされました。

今日は"Oppa"である韓国人コースメイト(①)とパキスタン人の彼女と3人でインド料理屋さんに行ってきました。

2016年 3月11日 インド料理屋さんにて

久しぶりのインド料理。



めちゃくちゃ美味しかったです。





デカイっ(笑)



これ、pappadumsと言うのですが、大好きなんです!うすい揚げせんべいみたいな。塩味でおいしいんです。その大きなpappadumsをいただきました(^^)v

パキスタン人の彼女は"Gender"に重きをおいたコースに在籍しているのですが、修士論文(研究)はアメリカのムスリム(イスラム教徒)におけるLGBTQ(性的マイノリティと言われる人たち)について研究すると言っていました。

彼女と話をする中で、女性の権利や"性"について前よりももっと考えるようになりました。私に新しい視点をくれたような気がします。今では、"性"は単に「男と女」という2択なのではなく、"性"はきっとグラデーションなんだろうな、と考えるようになりました。

はい、以上をもちまして、私のspecial friends 5名の紹介を終わります!

日本を出る前は不安もたくさんあったけれど、気が付いたらこんなにも素敵な人たちに囲まれていました。

神様は、その人に必要な時に必要な出会いの縁を与えてくれているような気がします。

私にとって、この5名は留学生活においてなくてはならない存在でした。

日本を出なければ出会えなかった人たちなので、思いきってここに来て良かったと心から思えます。

また世界のどこかで会えたらいいな、と思っていますが、それぞれがそれぞれの道を歩んで行くのでもしかしたら再会は難しいかもしれません。

でも、私にとって5人が "special"であることはこの先ずっと変わらないのです。

何年経っても、世界中のどこにいても、
"special"であり続けるということは変わらないのです。

こんな出会いに恵まれて、「イギリスに来て良かった」と心から思える自分は幸せです。

今日は、この辺で!