6月15日(水)
この時ばかりはブログを更新してしまったよ。学校に行く前に、どうしても自分の気持ちをリアルタイムで伝えたくてさ。
活動最後の日。
まずは3年A組で日本文化紹介。そして最後は5年B組、カウンターパートのクラスで文化紹介。
今年はそこまでこのクラスに入って活動することはなかったのだけれど、それでも私にとっては特別なクラス。最後はこのクラスで時間を過ごしたい、って思ったのです。
5年B組の児童たちは今までにたくさんの折り紙をしてきたけれど、今日はゾウを作ったよ。簡単なんだけどカラフルでとっても好評☆
最後、子どもたちにあいさつをする時は涙があふれてきて、子どもたちからのあいさつでは号泣。
でも良いお別れができたと思います。
そして11:30amには児童を家に帰し…(通常は12:30pmまで)
学校の全教員が集まって、私のためにお別れ会を開いてくれました。
(このお別れ会のために児童を早くに帰したそうです)
こんな感じで壁にスライドが出てきて、
お食事会の開始。
こんな感じでボランティアのお別れ会を全教員でしたのは、私が初めてだそうです。
今までにもグイノペには隊員が入っていたそうだけれど…Yukoは特別なんだ、と言ってもらえました。
トルティーヤに、チキン、ライス、サラダ
最後はケーキ
そしてこんな盾をいただきました。私のためにわざわざ特注したようです。
ちょっと重いけど…持って帰ります!!(^o^;)
研究授業を通して関わった5人の先生方、校長、地区教育事務所長からお別れの言葉をいただきました。涙がポロリ。
お礼に、全員集合写真の載ったカレンダーと、5人の先生方にはミニ・アルバムをプレゼントしました。
そしてお別れ会の後は…他校の教員で以前からずっと教材作りをしたい、と申し出てくれていた先生と教材作りをしました。
ギリギリでしたが、手伝えて良かった☆
夜は同じ任地に住むアメリカから来たボランティア(ピースコー/JICAのアメリカバージョン)の友達(レベッカ)と夜ご飯を食べました。
家に戻って荷物整理に励んだんだけど、もらったお土産が多くてカバンはパンパン。
ひしひしと愛を感じる1日でした。
2つの気持ち。
1つは、もっとここにいたい、ここにいて、もっと先生方と一緒に活動したい、子どもたちの成長を見ていたい、お尻を叩けばもっと伸びる子どももたくさんいるんだから、という気持ち。
もう1つは、今ここで延長しても、これ以上自分にできることは何もない。今のこのままの自分じゃダメだな、っていう気持ち。そりゃ半年くらいあればもっと他地区に進出して研究授業と教材作りの会を持つだとかできるとは思うけど…でも、半年、1年、延長して時間を過ごすより、1日でも早く教壇に立って技術を身に付けてから、もっとパワーアップした自分になってからホンジュラスなり他の国でその半年なり1年なりを費やす方がいいだろうな、という気持ちがあるのも本当。
私は日本に帰って、先生をしたいなって思います。正直言うと…10年後の自分の姿はまだまだ想像できなくて、国際協力に携わりたいな、教育分野で他の国で活躍したいな、っていう気持ちがあるのだけれど、でも、少なくとも日本で教員として働くことの経験は今後絶対無駄にならんと思うから、まずは技術を身に付けるために日本の学校で頑張ろうと思います。
語学
学位
専門性
この3つを極めなければ…
この2年間、仕事は全力でやったと思います。
山あり谷ありの2年間だったけれど、たくさん悔しい思いもしたし、ツライこともたくさんあったけれど、このタイミングでホンジュラスに来られてよかったと心の底から思います。
残せた結果(成果)はほんの少しのレベルだと思います。
でも、1つ1つを丁寧に、誠実にやってきた自信はあります。
だから私はとっても満足しています。
応援してくださった皆さんありがとう!
そして、協力隊に行くことに賛成してくれてお父さん、お母さん、ありがとう!
胸を張って帰国できそうです。
明日任地を離れます。
どんどん、帰国が近づいているよ…
ゆーころすけ