11月12日(金)
今日は、20年度1次隊の延長した3名と、21年度3次隊1名の先輩方の帰国報告会が行われました。
パワポを使ってスペイン語で2年5カ月、2年、の活動の内容、結果等を報告。
現地の教育に携わるトップの人達にも聞いてもらいました。
2年間分の活動の内容、結果を限られた時間の中で報告するってのはちょっと難しいことだと思う。
難しいというか、クリーンな部分しか伝わらないというか、こうやってコンパクトにまとめてたんたんと話してるけど、本当はくやしかったこと、辛かったことがたくさんあって、良いことばっかりじゃなかったんだろなぁって思いながら聞いていました。
スペイン語での報告が終わって、日本語で2年5か月、2年間の活動した感想、を言ってもらったんだけど、
「思いっきり2年間楽しんだ!」
って先輩もいれば、
「2年5カ月いたけど、正直なところ、何にもできなかった。」
という先輩もいて、人それぞれ、思うことが違うんだなぁとしみじみしながら聞きました。
私からみれば、先輩たちの活動はどれもすごくて、ホンジュラスの人のために十分頑張っていて、結果もちゃんと残してるジャン!って感じだったけど、本人からすれば満足できないところがたくさんあるんだね。
「自分は新卒でホンジュラスに来たけど、そのことを後悔しています。もしも自分にもっと現場の経験があれば、もしも自分じゃなくて現職の隊員が自分の任地に入っていたら、現地の人にしてあげられることはもっとたくさんあったかもしれないって思います。」
って言ってた先輩隊員がいて、その言葉を聞きながら自分と重ね合わせてしまって涙がポロポロとこぼれてしまいました。私も、そんな風に考えたこともあったし、今でも「現場の経験があれば…」と思ってしまうことがしょっちゅうあるのです。「経験があるとかないとか関係ないよ!」って言われても、どこかで現職と比較して落ち込んでいる自分がいるのです。
・°・(ノД`)・°・
でも、でも、
私からみれば、その先輩は現職だとかそうじゃないとか、そういうのってホント関係ないな!って思えるくらいバリバリ活動してて、そんな風に考える必要ないのになって思っちゃいました。ってか、たまに自分自身が児童を目の前にして感じることだけど、「日本人がそこにいるだけで違うのかも」、「私という日本人がここにいるだけで大きな影響を与えているのかも」と思います。だから、2年間、大きなケガもなく、事故に巻き込まれることもなく、ホンジュラス人と一緒に2年間生活してきたことにまずは拍手を送っていいのではないでしょうか。
とりあえず、帰国隊員の先輩方、お疲れ様でした。
(帰国隊員の先輩方2人を交えて☆)
12月4日、先輩たちの見送りのために、空港まで行こうと思います。
ゆーころすけ