子どものこと、読書記録、着物、茶道、お弁当、手作り品など趣味のことを書きます。下手なマンガを描くときもあります。
てんぐ(中1男子)・こけし(小5女子)・だんご(小3男子)のことを書きます
転校生の明來(あくる)は、明るく社交的な性格ですぐにクラスになじんでいく。明來が転校初日に出会ったクラスメイトの小夜子は心に壁を作り、みんなと交わろうとしない。小夜子には心の支えにしている友達の黒猫がいたが、明來との出会いによって、彼はどこかへ行ってしまう。
読書好きのこけしは、たくさん本を読むのだけど、気に入ったシリーズばかり読んでてなかなか新しい本に手が伸びない。
何年か前にサンタがくれたシリーズも
最初は手に取らなかったのに、
読み始めたら大のお気に入りになったので、
読んでみたら気に入るものもたくさんあると思うのにな。私がすすめても全然乗ってこない。
新しいものも積極的に手に取ってほしいと思う
サンタ心から
予備知識無しで
今回はこの本を選んでみました。サンタが。
そんで、私も読んでみました。
こけしの好きなファンタジー色の濃いものではなかったけど、こういうジャンルもありじゃないかなーという感じでした。こけしはソッコーで読み終わってたけど、そんなに気に入った感じではなかった。残念。刺さらんかったか…。
私的にストーリーはちょっと物足りない感じ。
イマジナリーフレンドって『インサイド・ヘッド』に出てくる『ビンボン』やんな!とか、
心が読めるって『七瀬』やん!とかいらんことばっかが頭に浮かんできたw
若い頃『家族八景』(心が読める七瀬という女の子が主人公の小説です)を読んだ時には、心が読めるってほんと辛そうだと思ったことが心に残っているので、明來の明るさをなんだか辛く感じてしまった。とはいえ、それは私の問題で、
底抜けの明るさで接する明來ととまどいながらもその気持ちを受け入れる小夜子。お金持ちでおっとりの優歌、さっぱりした性格の巴、クラスの人気者の美咲。なんやかんやありながらも友達っていいなと思える物語でした。
物語の中の小6女子たちの人間関係見てて、小6とか思春期から大人になる時期って心の中にすごく大きな変化があるんやろなーと思ってた。
『インサイドヘッド』の島が壊れるの見たとき、まさにこれ!って思ったもん。中2ゆうこりん。言い表せないモヤモヤに支配されて、周りの大人には「いつものゆうこりんじゃない」「どうした?」て心配されて、あとから思うとあれが思春期…て思う。これから子どもたちがそーなるのかー…。
同じ感じのでも『かがみの孤城』の方が断然好みかな。こけしもてんぐも『かがみの孤城』気に入ると思うから勧めてるのに、分厚さに負けて手に取らないんよなー![]()
これはホンマおすすめ!
中学生が主人公なので、中学生くらいからがちょうどいいと思う。小学校高学年でも気に入ると思う。大人が読んでも引き込まれるよ。オススメだ!
↓こけしお気に入りのシリーズ↓


