ババ抜きとは、トランプのゲーム。
最後にババを持っている人が最下位(負け)になる。
グループの中で誰がババを持っているかの駆け引きや、
自分でババを持っていても
素知らぬふりをして
隣の人にどうババを引かせるか、
その楽しみがある。
しかし、人生においては、
ババ(悪運)を引いてしまうと、
誰もそのババを引いてくれない。
仕事においては、
退職間際にババをいただいてしまうと、
引いてくれる人もいないし、
渡す人もいない。
結局、最後に悪いものを持ったまま、
人生のすべての損害を被る状態になる。
人の世のルールは、ババ抜きと同じ。
誰もが一枚のババを互いに押し付け合う。
勝ちを求めるゲームでなく、
一人の敗者に押し付ける。
考えてみたら、いやなゲームですね。
何か話せば、「怒られた」と言われ、
何もしなければ、「何もしてくれない」と叱責される。
心臓が脈を刻むだけで、
呼吸するだけで、
「いやだ」と言われ、
ゆうこりんが今までがんばってきたことで
「妬まれる。」
こんな環境の中で、
どうやって「前向き」に
生きていけるのかな。
やっぱりこの世は、
住みにくい。
そんなときは、
ぬいぐるみで癒される。