次に手をつけたのがマロン。
でもこの柔らかさ、どうかんがえても普通にトランペできない。
いろいろ考えた結果。
今回あたし作業用にプラスチック手袋を買ってあったのね。
食品取り扱い用の油分に強い手袋。
今までセンターのガナッシュを丸める作業とか素手でやってたんだけど。
(もちろん洗って、パストリーゼで消毒してから作業してましたが)
それだと手の温度でガナッシュが溶けやすいし、何より、てがチョコまみれでドロドロになってしまう。。。
そのたびに洗わないといけないのでかなり面倒だった。
それが、ことしかったプラスチック手袋のおかげでかなり楽になったんだ~。
そんなこともあって。
今までやったことがないんだけど、手でトランペする方法を併用してみることにしたの。
持ち上げるだけでふにゃっとしてしまうマロンのガナッシュ。
手にテンパリングしたチョコを少量つけて、マロンのガナッシュをコロコロ転がすと
表面に薄い皮膜ができる。
その状態なら、きっと普通にチョコ液の中に入れてトランペできると思ったからやってみた。
そしたらできた☆
よ~し!これなら当初の予定通り、マロンは「トランペ後コルネで線」で行けるかな~?って思ったんだけど。
またしてもトラブル発生。
温度計の調子がおかしい・・・
去年から接触が悪くて、ケーブル分をグリグリしないと使えないことがよくあった。
でもだましだまし使えていたので今回も何とかなるだろうと思っていたんだけど。
使用中に急に「--.--」と温度が表示されなくなったり、
「-27.6℃」とかとんでもない、ありえない温度が表示されたり。
そうかとおもえばちゃんと正しい温度が表示されるときもある。
トランペ後そのままの状態で仕上げるにはテンパリングがきちんとしていることが重要だから。
こんな温度計の状態なら正しく温度管理できないから諦めた方がいいかも、
という結論に至ったので。
ココア仕上げにすることにして↓こんな風になりました。
味見してみると。
表面のチョコの下はとっても柔らかいガナッシュ。
ラム酒が主張しすぎててマロンの味はほとんどしないけど
気になっていた分離感もそんなに気にならず、
乳化させようとがんばってハンドミキサーでガーッとやっていた成果なのか
フワッと軽い感じに仕上がって結果オーライな感じになりました
一番の心配の種、マロンがなんとかうまくまとまったので。
最後、なんの心配もないはずのグランマニエのトランペを開始!
・・・開始しようと思ったら。
ストックしてあるはずの「なかない粉糖」(水分・油分に強い粉糖。別名プードルデコール)がない!
しばらく探したけど、やっぱりない!
あれー?前回いつつかったっけ・・・・?
チョコの油分で後で粉糖が溶けて見た目汚くなっちゃったらイヤだな~って思ったけど。
見つけられないものは仕方ない・・・。
通常の粉糖はスナップウェアにいれてストックしてあるのですぐに見つかり、
トランペ作業を着々とこなしました。
もうなんだかたくさんトラブルがありすぎて疲れちゃった(笑)
でも、できあがった作品を並べると
ちょっと疲れが吹き飛ぶ(笑)
今年も作ったぞ!的な満足感
このあとひとつひとつ個包装して。
これがまた、個数がイッパイだから時間かかるんだよね~