以前 このブログに
音楽性 とは、楽譜にあることを、どう表現するか・・・
と書きました。
では、楽譜に忠実に弾かなくていいのか・・・
またこれとは、異なる話だと思います。
私自身、 楽譜に忠実に弾く訓練をすることは、
ピアノ習得者にとって、とても重要なことだと思います。
楽譜通り、
何度も 何度も これでもか・・・ と弾くうちに、
ここはこう弾きたい、と自然に自分の中から 湧き出てくるもの、
それが、個性であり、音楽性
だからです。
初めから楽譜をいい加減に見る癖がついてしまうと、
それは、個性というより、ただ単に、勝手すぎる弾き方・・・
になってしまう場合も。
人と社会に例えるなら・・・
ルールを知らなければ、自分勝手な人になる恐れがあるけれど、
ルールを知った上で、とことん自由に行動しても、
それは、個性的な人、表現豊かな人、という表現になります。
(少したとえが強引だったかな)
どんな曲も、まずは、楽譜に忠実に練習をしてみましょう。