大網白里町に少年と大人たちのコミュニティの場として
「友懇の森」里山活動を行っている。
昨日今日と2日間、間伐をしながら素晴らしい空間が出来上がった。
ここに、高さ2メートルのデッキを作り一部を山小屋を作り上げる。
子どもたちの目の高さより高い所から見る辺りの景色をどう見るだろうか?
車いすでも登れるデッキ。
誰でも自由に憩いの場として利用できる。
高齢者の人たちが目の前を走りぬける子どもたちを見て目を細める。
大人の知恵を子どもたちに伝承する場でもある。
おじいちゃん、おばあちゃんが語らうコミュニティの場でもある。
ストレスの多い子どもたち、
語り合うことがめっきる少なくなった人間社会。
殺伐としたコンクリート生活に慣れてしまった人間。
今日手伝いにきた年配のひとりの女性が言った一言。
この森を歩くとふかふかとしたじゅうたんの上を歩いているようだ。
都会から九十九里に引っ越してきたというこの女性は、
毎月二回の里山活動に毎回参加してくれている。
こうした純粋に自然を愛してくれる人が徐々に増えている。
里山は人の心をいやしてくれる。
午前10時のお茶の休憩時間山の隅々まで届きそうな
8人の笑い声が気持ちがいい。