昨日の午後、関西のかかわりのある母親から電話が入った。
聞いてください。今いいですか?という
昨晩うなされて寝付かれないでいると
子どもが枕もとに立っていて何かを言っているようだった。
実の息子は十分な供養をしているので違うと思った。
寝付かれないまま朝を迎えた
先月少年院に入った里子のことが心配で電話をした
担当の人が「昨晩から熱を出して寝ているという」
井内さん、こんなことがあるんですね!
子どもが母親に助けてくれと言いに来たのかしらという
子どもの入った少年院のことを人づてに聞いてきたそうだ
神戸の事件の子もここに入っていたという話を聞いて
ますます母親は心配になっている
人と人とのかかわりというのはそういうものなのですね!
里子とはいえ切っても切れないだって「息子と同じ」だから
お母さんの気持は子どもにもきっと伝わっているはず
今はお母さんが落ち着くとき
お母さんが言う、井内さん毎日電話していいですか?
時間は夜がいいですか、それとも時間を指定してくれますか?
お母さんがかけたくなったらいつでもいいですよ
出られなかったら必ず私の方から連絡しますからといった。
ホッとしたような声を聞いて電話を置く。