ドキュメンターを視て | ユース・サポート・センター友懇塾

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相談活動や,日々の思いを代表者井内が日記を書いています。

 今晩(21日)のNHK番組のプロフェッショナルを久しぶりに視たスーダンで社会復帰に力を注ぐ瀬谷ルミ子さんのドキュメンタリーだ。これを視た日本人はどう感じどう思って視たのか。りっぱなことをしている。すごい人だなど視る人によってそれぞれ思いは違うだろう。
 

 瀬谷ルミ子さんの言葉遣いやすがすがしい笑顔を見ているだけで感動する。人のために何が出来るか?を考えるのは初歩の段階だ。人のためにやっているということを思わない人、ただ自身の心の中に燃える何かを探ろうとして頑張っているだけなのだ。そこには欲も願望もない、目の前にいる人々を見て何が出来るかを模索し実行するだけだ。


 私が外国にいたときもそんな目で見ていたような気がした。誰からも評価などされることを期待しない。自分のしていることだけを信じて戦う。こうした番組を見ると気持ちが良い。この番組を見た人は、瀬谷ルミ子さんを尊敬するより小さなことでも良いから誰にも相談しないでやってみてそれを継続することだ。やっている間何も期待しないで戦うということは大変なことだということが分かるから。つい褒めてもらいたいと願う。ありがとうの一つもいってくれればと思う。そんな気持ちが無くなったときが本物だ。


 若くして会得した彼女がうらやましい。私がその持ちが分かったのが45才を過ぎた頃だったから・・・