家族が癌で亡くなっているのが多いからと、年2回の癌の定期検診を受診していて、具合が悪いからと医師に告げると、熱があるから風邪でしょうと言われ「風邪薬」を与えられ、風邪の表情と違うというと1週間後に診てみましょうと言って帰された。あまりにおかしいので自分で電話帳で探して近所の診療所に行くと先生や看護師が慌てている。先生が他の病院を紹介するからと言われがんセンターへ診察に行き検査入院をして告げられたのが余命3ヶ月という残酷な結果だった。その告知された直後に私に電話があって彼女が癌という病に冒されていたこと知った。それから1ヶ月経って昨晩彼女の姉ですという声で、聞かされた言葉はもっと残酷だった。妹が亡くなりましたという短い言葉だった。信じられない友人の死を聞いたとき私からの言葉はなかった。覚悟していたとはいえあまりに早い死だった。友懇塾の活動に1回も休まず一生懸命手伝ってくれたスタッフの死。多くの人が親しくしてくれ誰からも愛されていた彼女の死を、ボランティアという一つの言葉を誰よりも実行して助けてくれた彼女の死はあまりにも不合理だ。一生懸命人のために頑張ってくれた彼女にもし神というものがあるとすれば何故助けてくれなかったのか残念でたまらない。今後は彼女が残してくれた「人のために頑張るという意志」を大切に頑張っていくとしか彼女に言える言葉が私にはない。今晩、彼女の家に行って会ってきた。安らかな寝顔という言葉が似合うほどいい顔で眠っていた。99才のお母さんを残して先に行ってしまった。残されたお母さんの気持ちを考えると言葉が出ない。願わくば彼女がこれからもどこかでお母さんの健康や私たち友懇塾の活動を手伝ってくれることを願っている。今までありがとう。ゆっくりお休みなさい。合掌
式の予定は
故 人 渡部 睦
通 夜 10月23日(木)午後6時から
告別式 10月24日(金)午前9時30分から
喪 主 渡部 寿郎
いずれも、千葉市斎場 緑区平山町1762番地2 043-293ー4000 で執り行われます。