刑務所 | ユース・サポート・センター友懇塾

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相談活動や,日々の思いを代表者井内が日記を書いています。

社会学を専攻していて、社会福祉に興味のある友人が、学業と両立して精を出しているインターンシップ先で先日、地元の刑務所に行ってきたそうです。

普段の仕事内容は、囚人が彼女の所属している団体に残すvoice message(留守電)をきいて、刑務所内で何が起こっているのか、きちんと彼らの人権が守られているのかをチェックし、問題があったら行動にでるようなことだそうです。

彼女の話を聞いて、以前オペラの授業で習ったDead man walkingという作品を思い出しました。(参考:http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/deadman-walking.htm)


この日は、一対一で囚人と話す機会があったそうでした。
同世代の若者に、「君宛に今度手紙をかいていい?」ときかれたそうです。
彼は14歳のときから今まで刑務所を出入りしているらしいです。

恵まれない環境だから刑務所を出入り

こんな無機質な感想を持たないし、持つべきではないかと。
一人ひとりの意識が変わらなくては、いくら行政が制度や法を作り直しても、効率よく働かない。