16才の可憐な少女がなぜ | ユース・サポート・センター友懇塾

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相談活動や,日々の思いを代表者井内が日記を書いています。

 昨夜遅い時間にソープランドを経営している私の知り合いからこんな電話があった。みるからに未成年とわかる少女がお店で働かせてくださいと訪ねてきた。合って話を聞くと年齢は16才。学校に行っていれば高校2年生だ。ここはあなたのような人が来るところではないと断ると。少女はここで断られたら、ここに来る前にデルヘルの店長から聞いた通称「ナンパ通り」のある場所に立って「売り」をするという。何故、こんな場所で働きたいのかを聞くと「とても大きな借金」とだけ答える。決してそれ以上は言わない。そんな自分の体を売るなんて事は絶対考えてはダメです。借金をしているならその相手を連れて来なさい。私が、はっきり話をつけてあげるからといって言い聞かせた。色白で可愛、そして高校生と誰が見ても分かるような童顔の彼女は下を向きがっかりした様子で帰って行った。それにしてもデルヘルの店長が未成年は雇えないがといって、「売り」を紹介するとはどういう神経だろうか。こうして大人の勝手な考えで簡単に餌食になっていってしまう子ども達。深夜、一人で夜回りをしていても、高校生らしい子ども達が大きな声で話しをしている姿を見かけます。そんな彼女たちに声をかけ一人の大人として彼女たちに被害を被らないようにかかわることがますます必要に感じた出来事でした。子ども達を一人でも被害者にしないようにするにはかかわる大人がしっかりと声を掛け合い一人の大人として子ども達を守。という意識を持つことが必要です。夜回りしていつも思うことは、子ども達から信頼されるような優しい大人になりたい。と想いながら今夜も帰宅時間は深夜になってしまった。おやすみなさい。