<貴重な建物~旧藤村邸~>
旧藤村邸の書斎として使われていた、茶室風に造られた4畳半の
小座敷。このお部屋の戸袋は、「半瓢箪」の形をしています。
藤村先生が他界後、静子夫人は箱根に疎開していた。その間の
この家が心配で、大磯に住むきっかけを作った一人、菊池重三郎氏
に書簡で相談。→昭和24年より、作家の高田保氏が、同じく町屋園
を紹介してくれた、俳優の天明愛吉氏のはからいで、住み始めた。
住んでいる間に、随筆「ブラリひょうたん」の大部分を執筆されました。
この戸袋がモデルになったのかどうかは不明ですが・・・。
ちなみに、菊池重三郎氏は、藤村先生が他界後、故郷の長野県・
木曽馬籠に建てられた藤村記念館設立に尽くされました。
・・・申し訳ございません、ちょっと体調がすぐれないので、今日は
この辺で失礼致します・・・💦