「町屋園」の持主:大家さんは「新杵」さん

1941(昭和16)年に、親友:天明愛吉氏の紹介で、町屋園と

呼ばれていた別荘一帯の中の1棟を借りた藤村先生

西側の外観(玄関と書斎側)全て竹垣で囲まれています。

 

南側の外観(書斎とお庭・北側に寝室兼居間などがあります)

借家として、当時の住所東京麹町と往来生活をされていた藤村

先生は、東京の戦禍を逃れる為に、町屋園の大屋さんである

老舗和菓子店「新杵」さんの広いお店の中に、藤村先生の膨大

な蔵書は、昭和16年(借りた頃)~終戦数年後まで山積みにされ

ていたそうです。

 

下記は2022(令和4)年4月17日山形雄子撮影の新杵さん現存

当時の新杵さん。ほぼ変わらないその佇まい。素晴らしい✨

 

藤村先生は、「新杵」さんの名物菓子の1つで「西行饅頭」が

大好物だったそうです。

とっても品が良くて美味しいですよぉぉ💛ぜひ一度ご賞味下さい

 

営業日は、店舗に直接確認されることをお勧め申し上げます。

私が訪問した4月17日日曜日は臨時休業期間となっておりました😢

 

柏餅が食べたかったなぁぁぁぁぁ💖またいつかきっと✨

 

今もこうして、当時のものが、沢山現存し、見聞き、体感・味わえる

事ができる「大磯町」の素晴らしさに感動でございます。これからも

少しずつ、宝物である「旧島崎藤村邸」さんのご紹介をさせて頂き

ますので、お楽しみに~😉✨