わたしはアルゼンチンに興味があり、いつもアルゼンチンのことが気になります。

アルゼンチンは、経済が脆弱で通貨アルゼンチンペソが暴落して、最後には切り下げを行いました。1990年代初頭に米国ドルと連動する通貨でしたが、現在は米国ドルの1/800のレートで為替が動いています。

以前は、日本のお金のように札やコインを使う世の中でした、が現在はベネズエラほどではありませんが、札が紙切れのようになっており、輪ゴムでくるんで、たくさんの札を持ち歩かないといけないようです。

アルゼンチンは、日本のように土地や建物が値下がりしています。それというのも自国の通貨や経済、政治など資本家など富裕層などお金を持った方々が、自国の政治や経済に不安を感じており、自国に不動産を所有していても、政治や経済、増しては通貨を信用しておらずタダ同然で不動産を処分して、他国(主にアルゼンチンより先進国)へ住まいを得て住み続けることを考える人が増えたためです。

日本も1億円を超えるリゾートマンションやどちらかというと田舎にある高額なマンションなど、ただ同然の値段の物件もあります。また田舎にある一戸建てでタダ同然の値段の物件も存在します。

アルゼンチンと日本の土地や建物は価格の下落はよく似ていますが、原因が大きく違いますので、どちらを買えばいいのかということは私には、わかりません。

しかし、アルゼンチンの日本でいうマンション(海外では英語でapartment)は、富裕層が住んでいたであろうマンションもタダ同然の値段の物件もあります。

海外では、お手伝いさんを雇う文化もありますので、3ベッドルーム、トイレが3つ、お風呂が2つ、キッチンはお手伝いさんお部屋は簡易的なキッチンがついているなどです。それと海外でわずかに大きくなるマンションでは、必ず常駐の警備員がいて、どうかするとジムとプールが付いたマンションがタダ同然の場合があります。

少し前の熱海のマンションで、値段は100万円から200万円くらいの物件でプール、浴場、ジムが付いた物件もありました。ちょうど値下がりした時期は、リーマンショックから東日本大震災直後まででした。

中山マンションという物件で、価格が1万円という物件もありました。

現在のアルゼンチンは、富裕層が海外に逃げ出すために、捨て値の値段がついています。3ベッドルームのマンション(海外では英語で、apartment)は、常駐の警備員が付いたマンションで、100万円台からあるようです。アルゼンチンの不動産取引は、通常米国ドルがメインで、自国のアルゼンチンペソを受け付けないことがほとんどです。

私がYouTubeで知り合ったアルゼンチンの方は、料理やお菓子つくりが専門の方でしたので、不動産などの会話をしても、しらけて返答してくれないと思います。

海外は、写真だけ見てその物件を評価することはできませんが、築年数では日本と同じように評価ができます。

現在のアルゼンチンでは、日本のマンションのような物件でタダ同然の物件も存在します。

日本と値段は似ていますが、原因が大きく違います。日本は、富裕層の高齢化と、若年層や働き盛りの賃金低下と人口減少による購買層の人口減少と所得の低下で、日本でも1億円を超えていたマンションがパンデミック騒ぎの頃に、10万円や20万円という物件も存在していました。今はパンデミック騒ぎが収まり、やや値段的に上昇しているものも存在します。

アルゼンチンもブエノスアイレスや近郊では、やはりやや価格的に高額で地方ではタダの物件がいくつもある中で、さすがにブエノスアイレスはタダとはいきません。場所は中心街より離れますが、最低で1万ドルくらいから存在しています。

アルゼンチンと日本の不動産価格は、価格下落の原因の差はありますが、似たような下落をたどっていますので、アルゼンチンも不動産は買いかもしれません。今回アルゼンチンペソを切り下げて現在0,18ペソで動いており、米国ドル1ドルを基準に1/800と考えて動いています。

そこで、自国民は、自国通貨を信用しておらず。米国ドルが主要な通貨として不動産などの取引の際には、米国ドルを使用しています。

富裕層が自国を信用せずに、アルゼンチンよりも豊かな先進国へ出て行って、今度はロシアウクライナ戦争で、逃れてきたロシア人が流入するなど、アルゼンチンは経済的に信用されていない国ですが、戦争がある国よりは幸せです。

アルゼンチンの不動産価格は、昨年暮れや今年初めが安く、これからどのように動くかが目が離せません。大統領選挙も終わり新大統領となり、どのようにアルゼンチンが復興していくかも心配です。

アルゼンチンは、何度もデフォルトを経験しており、特にフォークランド紛争以来、経済が脆弱になっています。

アルゼンチンは国土が広く、人口は日本の半分以下で、海外からの移民に寛大な国です。

アルゼンチンも日本も平均株価、(アルゼンチンはメルバル指数、日本は日経平均株価で表す指数で)ですが、どちらも過去から見ると高い指標ですが、日本もアルゼンチンも経済が芳しくありません。

アルゼンチンは、自国通貨を切り下げるほど経済が脆弱で、日本は経済バブル時は土地や建物にお金の大部分が動いていた関係上、現在のアルゼンチンも日本も株価指数では、経済の本当の力が表わせていないことになります。

アルゼンチンは、日本よりも不動産価格が下落した原因は、アルゼンチンは日本とは違い、対外債務の支払いや利息の支払いを待ってもらっている国である、またその中でパンデミックで経済の脆弱性が増したことが、不動産価格の下落に拍車をかけた格好になっています。

日本はどちらかというと、富裕層の高齢化による消費の減退、若年層の人口減少と獲得賃金の減少による高額な不動産の購入などに資金を廻せなくなった人口が多く、高齢者が働き盛りの頃に高額で購入した、不動産の値下がりがきつくタダ同然まで値下がりしたものもあります。

アルゼンチンと日本は、原因の差こそあれ、価格的には似たような動きをしていて、どちらも面白いと思った次第です。

アルゼンチンは、高価な日本でいうマンションは、コロナ騒ぎから昨年が安く、現在は安値でとどまっていますので、購入者も見送っているのかもしれません。また米国で高齢化を迎えた日本人のように移住で移り住んでも、アルゼンチンの経済が思ったように成長しないどころか悪化していますので、自国へ戻る移住者もいるというのが本当だと思います。アルゼンチンの移住者の先祖はイタリアやドイツが多く、イタリアは経済的にあまり芳しくありませんが、アルゼンチンよりは恵まれていますので、また先祖がいた国に戻っていったことも考えられます。その抜け穴にロシアウクライナ戦争で逃れてきたロシア人が入るという、循環が一時的に起こったと思われます。

日本人は、移住者でアルゼンチンへ行ったとしても日本国籍がある移住者は、日本を憧れて戻ってくるはずです。

日本は、アルゼンチンと比べると経済だけではなく医療も素晴らしく、移住者で高齢となれば米国へ行った人と同様に、日本の医療を受けたいと思うはずです。アルゼンチンは、公立の病院は無料だそうですが、低所得者の待ちが多く、予約を入れても相当な時間待たされるそうです。

アルゼンチンの経済で、日本の日経平均株価と似たような動きで、経済指数では現在の経済は計ることができないとメルバル指数も日経平均株価も教えてくれています。

わたしはアルゼンチンへ最初に行こうかと考えていましたが、財政破綻後に行こうかと今考えています。それまでほかの国で時間をつぶしながら、アルゼンチン経済の破綻を待つという方法を取ろうかと考えています。国は財政破綻をすると一時的に混乱し、その混乱が収まってから、自分が行くのがいいと考えるからです。

つい2,3年前まで、アルゼンチンと日本の年金の満足度が世界の国の中で、、30位くらいで肩を並べていましたが、今のアルゼンチンは経済が脆弱で日本より経済力が弱いために、アルゼンチンの年金制度は日本よりも最悪な状態です。

今のアルゼンチンと日本は、経済的なものでの動きや不動産など似たところがあり、反面教師で日本も学んでいく価値がある国だと思います。

日本は、アルゼンチンとは違い、世界の国からのあこがれの移住先第一位だそうで、やはり日本の安全面は、世界では考えることができないほど安全なようです。

わたしがもし、アルゼンチンへ行こうとしても2,3年先ではなく財政破綻した後か、または10年、15年先になると思います。

しかし、現在アルゼンチンはパンデミック騒ぎの後でも経済が芳しくなく、通貨の切り下げをするくらいですので、もう少し先になれば移住もできるのかもしれません。日本のリゾートマンションのように高額で、立派なマンションが低価格で売りに出されており、そこは魅力です。

それと、中米や南米の中では、比較的安全な国で渡航注意喚起で該当する国ではないと思います。

まだ先の話ですが、私も移住を夢見ていますので、アルゼンチンが財政破綻するかまたはデフォルトで身動きが取れないくらいに経済がダメージを受けた後に移住するのがいいと今考えています。

アルゼンチンは白人社会ですが、日本人に優しいと聞きます。経済が順調で日本人に寛大なオーストラリアやニュージーランドが移住には適していますが、経済力がないとオーストラリアもニュージーランドも受け入れてくれません。私のように年金が主な収入源となれば、アルゼンチンがやはり候補になります。

ちょっと、寂しいようですが現実を受け入れないといけません。

まだ先の話ですので、現在はYouTube動画やその他の経済記事などで、アルゼンチンを検討しています。

しかし、まだアルゼンチンが財政破綻やデフォルトといった話がありませんので、虎視眈々と待ちたいと思います。

デフォルトとは;利払いができない、また新規に他国からの融資に行き詰るなど。

財政破綻とは、自国の経済で財政運営をするために資金が行き詰まるなど、

(誤字脱字、文章に間違いがあるときは、後日正します。)