私、いま下の王子のカテキョしてましてね。

要は上の子の受験勉強をママが見てる間、私が相手してるって事なんですけど。

この子がまぁ素晴らしくツンデレで。

「やだーやらないー」って可愛く言えば許されると思っていて(うちのおかんはまんまとその術に嵌まり、答えを書いてあげちゃうらしい・・・)、残念ながらそりゃ小母さんには通じません。

あの手この手で机から逃げ出しても、身体小っちゃいから直ぐに捕まえ運んで座らせるを繰り返したり、「ゆっこ何でこっちにいるの！にぃにの方に行けばいいじゃん！」と言われたり、癇癪起こしてあまりに酷いと叱ったり、まあ毎度一筋縄では行きません。

ある日、お友達と約束の時間があるのにご飯全然食べないでいて、仕方ないからって小2にもなってあーんって食べさせてましてね、そこに加えて更に王様かって我儘を言い出したので、私はそれはやらないよ、って言ったら癇癪してピアノの近くにコップの水溢しましてね、小母さんはさすがに叱りましたよ。ピアノに水は御法度案件ですから。

もう知りません自分でやりなさいと放置プレイに入る。(←大人気ないとも言う)

案の定お友達との時間がやってきて、ママに何で着替えてないの！早く着替えなさい！！と言われ、意地悪な小母さんは「あーあ、えーちゃんがのんびりしてるからお友達待たせちゃってるね」とわざと言ったら(←返す返すも大人気ない)

また癇癪を起こし、

「ゆっこなんか大嫌い！！大っ嫌いだ！！」

そこに小母さん、

「あー嫌いで結構！別にえーちゃんに好かれたいと思ってないから」

と、大人気ない発言。

そうして出かけていきました。

その夜

妹から

「えーちゃん帰ってきたら、ゆっこにお手紙書くって言って書いてるよ〜笑」

とメール。

それがこちら

やばい。

すぐにむぎゅって抱きつきました。

ツンデレに、結局やられている小母なのでした。

ちなみに、この王子、この夏初めて家族を離れてのキャンプに参加。

昆虫採集のキャンプらしい。ああ、だから意気揚々と行くのだね。

朝8時新宿集合っていうから、サプライズで見送りに小母ちゃん登場してみたけど、案の定なんの驚きも嬉しさも出さない。徹底したツンデレ王子。

自分が入りそうなリュックにを背負って出かけて行きました。

いい夏の思い出作っておいでね〜

王子小噺。