ど平日の研究生公演。

 

アフター30チケットが出るような

なんの「匂わせ」もなかった日に

終演間際、「デ、デーン」が来て

正規メンバーへの昇格発表があった。

 

 

現在、研究生は13人、

そして、この日出演していたのは10人。

 

名前を呼ばれたのは、

こよりん、よしみんの2人だけ、

ステージの上で

くっきりと明暗が分かれた。

 

なんで?

 

二人の昇格に異論はない。

むしろもっと早くても良かったくらい。

 

でも、公演で2、3番手を務める

さゆき、りおぴと二人の間に

決定的な違いがあるとは思えない。

 

あえて、その間に線を引く意味。

 

また、現在の序列で言うと

よしみんより後ろではあるけれど

公演実績が圧倒的なほのぴーはもちろん

みそらちゃんだって遜色はない。

 

しかも、二人とも

年齢はよしみんより3つも上だ。

 

彼女たちの劇場公演への貢献度や

名前を呼ばれないことによる

大きな落胆を考えれば

6人昇格でもよかったんじゃないか。

(まあ、それも同じ問題は残るんだが)

 

ボクの心は釈然としなかった。

 

二人の涙ながらの喜びと感謝のスピーチ。

 

 

 

ダメだ、まったく入って来ない。

ボクは、上手側から2番目にいる

みそらちゃんから視線を動かせなかった。

 

泣いているメンバーもいたけど

みそらちゃんはマイクを両手で握り、

二人のスピーチに時折頷きながら

しっかりと前を見据えていた。

 

笑顔も覗かせてはいたけれど

心の中はきっと

悔しさ、悲しさ、おめでとう・・・

いろんな感情でぐちゃぐちゃに違いない。

 

この姿をしっかりと目に焼き付けよう。

この空気をしっかりと心に沁み込ませよう。

 

そして、サプライズゲストの登場。

この公演のプロデューサー、ゆうちゃん。

 

 

お祝いと慰めを言うだけのために

ここに来たのではないことは想像できた。

 

そして、キャメロン氏からもう一つの発表。

 

「世代交代前夜公演は

 7月末に千秋楽となります」

 

ほとんどのメンバーが泣き出し、

場内からも落胆の大きな「え~」が漏れた、

 

 

 

まあ、10期生の加入が近いということで

近々、その日が来ることは覚悟していた。

 

でも、であればなおさら、その千秋楽に

全員一斉昇格でもいいじゃないか。

 

運営は、無理やりにでも差をつけたいらしい。

 

発表という任務を終えたキャメロン氏は

石田Pを残してそそくさとハケて行った。

 

石田Pから、昇格した二人への祝福とともに

 

 

この公演に挑み、成長した全員への

温かくて、重みのある労いと励ましの言葉。

 

 

今日悔しい、悲しい思いをした8人、

いや11人の心にしっかりと響いたはずだし、

あくまでもこれは、途中経過。

 

同期でまだまだこれからも切磋琢磨して

それぞれの夢や目標を叶えてほしいし、

石田Pの魂を受け継いだ彼女たちなら

へこたれずにきっとやってくれると信じている。

 

ほのぴーのまとめのスピーチ。

 

 
ほのぴー自身の心中が
穏やかであるはずのない中で冷静に
そして、この場にふさわしい的確なことを
しっかりと話し、深々と一礼。
 

 
で、いつものテンションで場の空気を変えて
 
 

ほんとに立派だった。

 

改めて一抹礼のやり直し。

 

 

 

 

いったんはけたメンバーが再び登場して

この公演恒例のアフタートーク。

今日は勘弁してあげて、の気持ちだったけど。

 

仕切りは、ほのぴー。

 

西田「さあ、みんな涙は拭きましたか?」

 

このひと言に泣かされた。

 

いつものように事前募集したテーマを

箱からランダムに選んで一つずつ。

 

・1位西島、2位西田、3位芳賀。

 さて何の順位?

・チーム公演に跨いだ時の

 先輩とのエピソード

・れーにゃはこれからも

 そのキャラでやっていく感じ?

・これさえあれば大丈夫な好物は?

・TikTokを始めた

 西由真ちゃんに30秒PRタイム

・お疲れさま会、乾杯はパリピてんな、

 さあ、みんなで褒め合おう!

 

あと1つあったように思うけど忘れた。

 

いろんな感情をとりあえず置いといて

全力でお題に挑む10人が素敵だった。

 

そして、お見送り。

 

先頭は、よしみん。

ま「昇格おめでとう」

よ「ありがとうございます!」(ペコリ)

 

二人目は、れーにゃ。

 

いつもより音量を上げて

ま「今日もかわいかったよー!」

れ「ありがと~!(笑)」

 

ラス前、みそらちゃん。

 

ま「お疲れさま。

  気持ちはしっかり共有したで!」

み「ありがとう。

  これからもよろしく!」

 

爽やかな笑顔を見せてくれた。

伝えたいことは

モバメの返信にたっぷりと。

 

しんがりは、こよりん。

ま「おめでとう!」

こ「ありがとうございます」(ペコリ)

 

ホールを出てキャメロン氏と会釈を交わし、

スタッフさんから入場特典を受け取り、

 

 

生写真はいつものように集合L判1枚のみ。

 

 

帰り道、いろんなことを考えた。

いちばんは、今夜もしくは明日、

みそらちゃんから来るであろう

猛烈に熱くて長文のモバメに

どんなスタンスで返事を

書こうかということだった。

 

次回は、この公演では1か月ぶりの

オールメンバーレビューを。