2023年12月11日(月)、
梅田にあるBANANAHALL。
FanCy-ちゃんのお披露目、すなわち、
初めて出会った日から968日目が
「アイドル田中まほろ」のラストデーだった。
ヲ仲間にまほぴー推しとして認識され、
卒業公演企画委員的なものに
いちおう声をかけてはもらったけれど
これまでやった経験はないし、
何か特別なスキルやアイデアを
持ち合わせているわけでもない。
あれこれ中心になってやってくれる
Pちゃん(男性)やRさんにおんぶにだっこ。
何のお役にも立てずにいて
申し訳ないなあと思っていたところに、
現場で会ったPちゃんから
「卒業公演の口上やってくれません?
あと、卒業証書の文案も考えてもらえたら」
とてもありがたい発注を受けた。
1週間かけて文案を練り、
卒業証書はPちゃんに提出して推敲を受け、
(長文すぎて1枚に収まらんと言われた。笑)
口上の方は、当日のサプライズということに。
そして、ついに迎えてしまった当日。
午前中で仕事を切り上げ、
いったんうちに帰って態勢を整えてから
少し早めに現場へと向かった。
「あ~、もう今日で最後なのか」と
センチな気分に包まれながら
ヲ仲間と分担して会場の設営をしたけど
不器用なボクは、幟1本立てるのがやっと。
開場時間となり、前物販があって、その後、
オープニングアクトとプログラムが進行する。
思い出深い赤衣装で撮る2ショット、
数えきれないほどもらってきたレス、
一つひとつ、ボクに
まほぴーとの「最後」が訪れる。
ゲストさん2組のライブを挟んで、
18時50分、卒業公演がスタートした。
約1時間で全17曲。
オリジナルあり、カバーあり、
久しぶりあり、最初で最後の披露あり、
盛りだくさんなセトリだった。
初めて会った日と同じ
「虹色キャンバス」でのオープニング、
最後の“私信”指差しは、全力で回収した。
初期の頃よくやっていた48Gからのカバーは、
まほぴーとの思い出がいっぱいの「LOVE修行」。
胸熱だった。
メンバー一人ひとりとのコラボ、
あーぽんに
そして、卒業したみうちゃんも。
最後のシリーズは「5人体制」の復活。
ワンハーフだった「Game Over」は
ボクの好きな2番からの歌い出しだったし、
(ボクのためにそうしたと特典会で教えてくれた)
久々に聴いた「でも I miss you」は泣けた。
ほんとに楽しかった一方で
なんでこれがもう見られないんだよ、という
猛烈な寂しさに再び全身が苛まれた。
また一組ゲストを挟んで、卒業セレモニー。
4月の2周年ライブでもさせてもらったので
緊張感みたいなものはなかった。
まほぴーのことを思いながら
すべて自分で考えた一言一句を
とにかく噛むことなく、明瞭に全力で。
ありったけの声を振り絞った。
以下、全文。
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卒業証書は、くまちゃんから授与。
まほぴーのスピーチは、
イツメンのT君に促されて
目と鼻の先で聴かせてもらった。
完全復元はできなかったけど
ここのレポートにざっくりと書き記してある。
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興味もなかったし、まさか自分が
アイドルになるなんて思ってもいなかった。
それが沖田さんにスカウトされて
FanCy-に入って、最初のうちは
レッスンも辛かったし、たいへんだった。
17歳の(西九条での)生誕祭。
自分がこけたらあとも続かないという
ものすごいプレッシャーを感じた。
でも、みなさんがいてくれて何とか頑張れた。
近畿ツアーでのセンター争奪戦とか
つらいことも多かったけど
FanCy-でアイドルができて
メンバーや皆さんと出会えて
ほんとに楽しかったし、幸せだった。
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ボクは、レポートをこう続けている。
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この先のことについては語らなかった。
想定では、次の道に目途がついたところで
FanCy-を卒業するんだと思っていたけど。
そうじゃないんなら、まだ続けてくれよ。
まほぴーはまだ18歳、
2年8か月じゃ、全然物足りないわ、、、
まあ、言うても詮ないことだけど。
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そして、アイドルとしてのフィナーレは
みんなで勝ち取ったまほぴーのセンター曲。
MIXもコールもガチ恋口上も
これ以上ないってレベルの声を張った。
そして、ほんとうに最後のクライマックス、
T君に再び促され、ボクは柵の上の人になった。
そして、終演。
完全燃焼。
もう、思い残すことはない。
・・・もちろん、そんなわけ、なかった。
続きは次回。