今週水曜に3周年を迎えるFanCy-ちゃん。

 

まほぴーの卒業から4か月。

なかなか書けずにここまで来た

彼女との思い出を辿る記事が

ちょうどいいタイミングになったかもしれない。

 

即戦力になってくれそうな

グリーン担当を加えて

再び4人体制となった2022年秋は

東京遠征があったり、

大きなホールでの対バンに出演したり。

 

さあ、ここから打って出よう!

 

ところが・・・

 

12月の頭、4人を二組に分けて

「紅白歌合戦」と銘打った企画を

新メンちゃんが“諸事情”により急遽休演。

 

加入してすぐ存在感を発揮していたし、

当時はすぐに戻ってくると思っていたけど

結局、彼女がステージに再び立つことはなく、

その「脱退」が正式に発表されたのは

半年以上が経った翌年夏のことだった。

 

その間にも動きがいろいろとあった。

 

2023年2月、近畿ツアーの初日に

みーちゃん、あゆちと二人の新メンちゃんが加入。

 

 

4月1日、神戸でのライブで発表された

新曲「Maybe」は、みうちゃんがセンターに。

 

 

ただ・・・

 

ツアー最終日の大阪でのライブで

黄色担当の新メンちゃんが加わり、

「休業中」の緑担当がどうなったかわからない中で

FanCy-の「実態」としては

いったいどれが正しい姿なのか。

 

一年前、3人で再始動した頃からすれば力を蓄え、

十分に「戦える」グループになったはずなのに

なんかもやもやとして、落ち着かなかった時期。

 

足場をしっかり固めて(肚を決めて)

まほぴーを中心に戦略的に展開できていたら・・・

 

そんな時、近畿ツアーで打ち出されたある企画。

5か所で行うライブそれぞれで終演後に

ファンがメンバーを一人選んで投票を行い、

通算で最多得票だったメンバーを

新曲のセンターにするという。

 

いわば、FanCy-版の「総選挙」。

 

でも、所詮はお互いの顔が見える

小さなコミュニティーの中の話でしかなく、

正直、やる前から結果は見えていた。

 

であれば、ボクの1票(×5)は、

毎回ライブをフラットに見てMVPを選び、

そのメンバーに投じよう。

 

最初はそう考えていたけれど

彼女たちがこの「バトル」に

真剣に取り組んでいることを感じて

ボクもちゃんと向き合わなきゃと思い直した。

 

結果、5票はすべて、まほぴーに。

 

 

FanCy-が今よりもっと成長して

激戦区の中で存在感を発揮するには

彼女がセンターを獲らなきゃいけない。

 

この企画中、彼女自身、相当に悩み、

つらい葛藤があったという話を後で聞いた。

 

仲間たちと戦わなければならないこと。

 

絶対に負けたくないし、負けられないこと。

 

そんな気持ちをストレートに発信し、行動して、

誤解されたり、軋轢が生じたり、、、

 

そんなときに、ライブ後の特典会などで

ボクが話した言葉に救われたそうな。

(当人は意識していなかったりして。笑)

 

そして見事、センターを射止めてくれた。

 

 

まあ、ボクの5票があろうがなかろうが

その結果に与えた影響は1ミリほどもないけど

それでも、彼女に対して貫き通した「誠」は

彼女にちゃんと伝わったようで嬉しかった。

 

そして、7月13日、FANJtwiceさんで

まほぴー18歳のBD当日に行われた生誕祭。

 

 

そこで、その記念すべきセンター曲が初披露された。

 

 

疾走感のあるザ・王道のアイドルチューン。

 

 

これに先立って4月にお披露目された

みうちゃんがセンターを務める「Maybe」とともに

5人体制になった新生FanCy-の代表曲として

いよいよ打って出る準備が整ったと思った。

 

新たなスタートとなるべき生誕祭でのスピーチ。

 

 

正確なものではないけれど

ボクがここに残した要旨は以下のとおり。

 

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平日なのに足を運んでくださってありがとう。

17歳はいろんなことがあって

たくさん悩んだり、考えたりしたけど

こうして頑張ってこられたのは

ファンの皆さんがいてくださるからで

皆さんがいないと私は続けられません。

皆さんにいただいたセンター曲、

ずっと大切に歌っていきます。

 

18歳になって立派な大人になれるよう

これから頑張っていきますので

変わらずに応援してくだると嬉しいです。

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これに続いて

「具体的な目標は特に言わなかった。」と

ボクは書き記していた。

 

この時はそのことを特に

重くも考えていなかったけれど

この56日後、その意味を知ることになる。

 

次回に続く。