唐突に始まった感もあった新ユニット。

 

 

二人の中では、何か月も前から進んでいた

「一大プロジェクト」だったらしい。

 

劇場で見せるパフォーマンス力には定評があり、

グループ内の人気や評価も決して低くはない。

 

でも、どこか、壁が破れずにいた二人。

 

グループ内に、公式・非公式含めて

この間、ユニットがいくつか生まれた。

 

コロナ禍で多人数の活動に制約がある現状。

ユニットが露出を増やす近道でもある。

 

ももっちもりかてぃーも

ちょうどいい相方がいなくて

さりとて、個人では突破力も足りない。

 

特に、ももっち。

 

吉田、村瀬、井尻が卒業すれば

1期1人(白間)、

2期3人(東、石田、鵜野)、

3期2人(石塚、加藤)、

4期2人(川上、渋谷)に続き、

気がつけば、キャリアは上から9番目。

 

安藤、岩田、山田と相方候補が早々と卒業。

ぶつかっていけるメンバーも少なくなってきた。

 

シングル6作連続での選抜入り、

おうちBBQやうーかとのラジオ、

新YNNさんの企画では

必ずと言っていいほど声がかかる。

 

今までどおりにやっていれば

グループの中に居場所はあるだろう。

 

でも、勢いのある後輩たちが背後に迫り、

そのうち、次々と追い抜いていくだろう。

いや、すでにそれが現実となっている。

 

自身が冷静に分析していたように

ももっちには「これ」という強みがない。

 

というか、強みはあるんだろうけれど

それをアピールする術と場所が足りない。

 

高校を卒業して今年から

アイドル専従となったところに

コロナ禍による活動の停滞。

 

待つのではなく、自ら動く。

その決断に大きな拍手とエールを送りたい。

 

りかてぃー。

 

同期の中では年上で

年少メンバーがあっという間に

先に推されていくのを目の当たりにして

当初、コンビのようだったこじりんは

今やグループのキャプテンに。

 

順番が回ってこない中、

自らチャンスをつかみにいくべき

鉄砲隊の投票企画にも立候補しなかったのは

おそらく出処について考えていたんだろう。

 

公演で流された動画のインタビューで

そのあたりの二人の葛藤と覚悟が伝わってきた。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ももっちがりかてぃーに声をかけるのには

きっと勇気が言ったことだろう。

 

後輩とはいえ年齢は3つも上。

性格や志向、行動スタイルは全く違うし、

チームだって一度も一緒になったことがない。

 

カトレア組で共演していたのも短期間にすぎなかったし。

 

でも、自分を活かすために、

足りないものを補うために何が必要か。

そして相手には何がしてあげられるか。

 

お互いの立ち位置だって重要な要素になる。

 

それを考えたとき、りかてぃーは

ベストパートナーと言っていい。

 

これまであまる交わることがなかった線が

いましっかりと重なって未来を指す矢印に。

 

か細さが目立ったももっちの歌声が

りかてぃーと一緒だと力を帯びるし、

持ち前の“えちかわいさ”を武器に思う存分勝負ができる。

 

(こういうのにも慣れていかないと、、、汗)
 

りかてぃーも、ももっちが一緒だと

笑顔とキュートさのレベルが一段上がるし、

同志を得たことでスイッチが入った様子。

 

これこそがまさに相乗効果。

 

11月15日にあったこの冠ライブ以降、

二人で密に連絡を取り合いながら

今後の活動や展開を考えているという。

 

ただ、残念ながら、二人揃って

「JEMINI名義」での露出はほとんどない。

 

次の冠ライブまでにやれること、

やるべきことはいくらでもある。

せっかく温まった空気が冷めないように

動いて見せること、発信を続けること。

 

この二人だからこそ出せる個性、

この二人だからこそ伝えられるメッセージが

(必ずしも言葉とは限らない)

きっとあるはずだし、それを見つけることが

夢を叶えるには極めて重要だ。

 

1日も早く、期待が膨らむ続報を。