さっそく、前回に続いて。
早い手拍子によるアンコール要請に応えて
降りてきた4度目のスクリーン。
流された映像は、夜の高層ビル、
屋上で行われた二人へのインタビュー。
夜空の星に願いを込めながら
それぞれの本気とお互いへの信頼を語る。
「死ぬ気で頑張る」と言ったももっち。
「人生を賭ける」と言ったりかてぃーは、
何度も「本気」という言葉を口にした。
背水の陣を敷いた二人は、
これからどんなサクセスストーリーを
ボクたちに見せてくれるのか。
「ジェミニ」とは、双子座。
正しい綴りは「GEMINI」なのが
「JEMINI」になっているのは、
二人がおバカだからではなく(たぶん)、
大人の事情なり、何がしか理由があるんだろう。
年齢も、期も、性格も、趣味も、
見た目も、これまでの活動も違い、
同じチームにさえなったことのない二人が
ユニット名に「双子」を名乗る意味。
映像の中でももっちが言ったように、
二人には「真面目」という最強の共通点がある。
ほんとうに素敵な映像で
現場で涙が止まらなくなってしまった。
二人がそれぞれの生誕Tで再び登場。
#EN1 君と僕の関係
オリジナルは前田敦子・板野友美。
明るく無邪気な曲調は、JEMINIにピッタリ。
場内が爽やかな空気に包まれる気がした。
#EN2 スキャンダラスに行こう!
オリジナルは、大島優子・小嶋陽菜。
序盤の「ハートの独占権」を含め、
かつての綺羅星二人ユニットの曲を
今回のセトリに織り交ぜたのは、
彼女たちなりの思いがあってのことなんだろう。
「憧れられるような二人になりたい」
その意気やよし。
どうせやるなら、目標はでっかく。
も「早いもので次が最後の曲になりました」
「え~っ!」と出せる限りの声量で
応えたかったけど、それは叶わない。
来月(12月)にも第二回の冠ライブをすべく、
セトリを決め、企画書は提出済みとのこと。
実現するといいね。
#EN3 三日月の背中
二人がラストに持ってきたのは、
今の空気にあまりにもドンピシャとはまる曲。
ふだん聴いてもグッとくるイントロが
涙腺に直接働きかけてきて、秒殺の決壊。
サビの振りコピがつい大きくなってしまい、
右隣のちっひーに迷惑かけてしまったかも。
ふと思い出して、顔をのぞき込むと
最初と同じく、満面の笑顔だった。笑
1時間余りのライブをやりきった
二人の汗びっしょりな笑顔に
改めて胸がジーンとさせられた。
終演の一抹礼は、マイクを通さず、
肉声での「ありがとうございました~っ!」。
最後まで爽やかで、清々しかった。
終演後のお見送りは、前列から順に。
いったんはけた二人がステージに登場し、
ももっちが下手、りかてぃーが上手、
十分なソーシャルディスタンスを取って並ぶ。
これまでなら間隔を空けると
スタッフさんに急かされるところが
今回はゆっくり前進してほしいとの要請。
ただし、マスクはしたまま、声かけもNG。
沈黙の時間が落ち着かなかったのか
お見送りの間ずっと、マイクを通して話すももっち。
そして、しばらくして、
「あっ、私、話しちゃダメだったのかな(笑)」
いよいよ、ボクの列が誘導された。
生のももっちと対峙するのは、
2月18日「難波愛」公演のお見送り以来。
そのまま座席列の前を歩いて
下手側の通路からステージの前へ。
も「あ~、ま~ちゃん!」
そう言ってはもらえなくて
なんとなく、気づいてくれたかどうかくらいの
小さなリアクションで、笑顔で手を振ってくれた。
なにせ271日ぶり。
この間、オンラインでもほとんど会えず、
SNS上のコメントくらいしか繋がれてなかった。
大きなマスクをしていたしな、と
自分で自分を慰めてみたりして。汗
出口のところでスタッフさんから
入場者にもれなくついてくる生写真をもらって、
キャメロン氏にいつものようにお礼を言い、
そのまま、生写真販売の行列にとりついて
初日に参加できた記念にDセットを購入。
卒業公演や握手会での最後のセレモニーなど
「終わり」は何度か経験したけれど
「始まり」に立ち会えたのは初めてで
それが、加入前のオーディションから
注目をしていたももっちだったことに縁を感じる。
12月にあるという第二弾も
ぜひ劇場の中でと思いつつ、
この時期の次の狙いはちっひー生誕。
いずれにしても、コロナがもう少し
落ち着いてくれないことにはな、、、
次回、レポートの締めくくりは、
この新しいユニットへの期待を込めて。