コロナ禍により、NMB48劇場で

通常の公演が中断されたのが2月26日。

 

その後、無観客での生誕イベントは行われたものの、

我々ファンが劇場に戻れる見通しが

全く持てない日々が長く続いていた。

 

夏に感染者数がいったん落ち着き、

いろいろな規制緩和に歩調を合わせるように

9月12日から有観客での公演が再開。

 

入場キャパは半分以下、

待ち焦がれるチーム公演ではないけれど

こうなれば1日も早く、

推しちゃんとの再会を果たしたい。

 

最初のチャンスは比較的早くに訪れた。

9月22日、ちっひー&ゆうみんの冠ライブ「N’」。

 

キャンセル待ち9番と

ふだんなら事前繰上げも確実な番号。

なのに、当日の開演2時間前になっても

事前キャンセルは5枚未満。

 

それならばと、キャン待ち当選をキャンセルして、

当日同じ時間帯に十三で行われる

ネクトリちゃんのライブをチョイスした。

 

こちらは急遽、あーぽんがアンダー出演。

NMB48劇場で待ちぼうけを喰らって

見逃すなんてことが決してあってはならない。

 

こんなことじゃしばらくは干されるな、と思いつつ、

行けそうな公演に投げて

巡ってきた2度目のチャンスは、

11月3日(火・祝)「告白の空砲」公演。

 

キャンセル待ち30番。

過去30番以下なら23戦全勝なので

期待を持って聖地に向かったものの、

あと1人というところであえなくシャットアウト。

 

再開初回のチャンスで日和った報いに違いない。

 

劇場公演の開催頻度もまだ本格的でない中、

職場から劇場まで遠いのと、

早引けがしづらい仕事柄、

このまま今年は終わってしまうかも、、、

 

そう思っていた矢先に心躍る告知があった。

 

ももっちがりかてぃーとユニットを組み、

11月15日(日)に冠ライブをするという。

 

 

しかも、昼夜二回公演。

どちらか引っ掛かってくれますようにと

「恋人の聖地」に願をかけ、手にした権利は昼公演。

ただ、何とも微妙なキャンセル待ち25番。

 

 
 

今回も、開演2時間前で事前キャンセル5枚未満。

 

厳しかろうが、信じて行くしかない。

 

13時15分、聖地着弾。

 

 
 

事前キャンセルは5番までで

この時点で9番だった前回より状況はよくない。

 

でも、心なしか、前回より人出が少ない気がする。

 

スタッフのお兄さんに促され、

キャン待ちの列に並ぶと、なんと7番め。

 

繰上げ確定のヲタさんにも

チケット販売はまだのはずなので

これはかなり期待できる。

 

13時40分、行列が移動を開始。

ロビーへの階段を下りるとそのまま

徐々にチケットカウンターに近づいていく。

 

あと3人となったところで、

財布から3000円、

トートバッグからうちわ、ペンライト2本、

そして、ラバーバンドを取り出してスタンバイ。

 

この状態でまた切られたら

きっと何かの呪いに違いないから

お祓いに行かなきゃ・・・

 

なんて考えていると、カウンターの女性から

「次の方、どうぞ」と声をかけられた。

 

入場確定。

 

ス「47番のお席になりますので」

 

 

コロナ禍で、席は事前の番号指定。

客席のキャパは100人足らずだから

これなら真ん中あたりには座れることになる。

 

ロッカーに荷物を預け、

(料金が200円→300円になっていた)

歓喜で舞い上がっていたせいか

ゲート式の金属探知機を鳴らしてしまう。

原因は、ポケットに入れたロッカーの鍵だった。

 

壁写と身長測定の間を通るのも久しぶり。

でも、それらを見る余裕はなく、一目散に入口へ。

 

背もたれの裏側に番号ゼッケンが装着されていて、

上手側の前方に「47番」を発見。

 

F-21。

前の2列は空席となるので

実質的には4列目、上手から4番目。

キャン待ち入場が多いボクとしては、

歴代でも上位に入る良席と言える。

 

密を避けるため、前後左右は空席。

これなら、前にデカい人が来て見づらいこともない。

 

空席には、メンバーの写真パネルが置かれていて、

ボクの左側はみぃーき、右側にはちっひー。

 

ちっひーと並んで公演が見られるなんて幸せ。

待っている間、何度も右を見てニヤついていた。

 

厚手のシャツを脱いでライブモードに。

 

やっと現場で着られたももっち生誕Tに

 

 

ももっちうちわに

ペンライトは、コミュニティからの要請により

ももっちカラー(桃)とりかてぃーカラー(紫)。

 

(写メにすると違いがわかりづらい)

 

右手首には、えいほいラバーバンド。



さあ、準備は万端。

 

定刻の14時を過ぎたところでおもむろに

場内に流れ出した影アナは、ももっち。

 

いつもどおりの注意事項に加えて

マスクの着用と声出しの禁止が追加されていた。

 

場内のリアクションがまったくないので

この日の客席の空気感がつかめない。

呼びかけるももっちも勝手が違うだろうな。

 

271日ぶりの劇場。

胸のドキドキがいっぱいになりかけたところで

流れ出した大音声のoverture。

 

期も、年齢も、性格も、活動のスタイルも違う。

チームも一度も同じになったことがない。

 

そんな二人が組んだユニット。

正直、唐突な感じは否めなくて、

でも、なんとなく伝わってくる「本気(マジ)」。

 

どんな化学反応が起きるのか。

 

本編については、次回から。