師匠と弟子というよりは、ママと娘。

 

あーぽんが現役時代に

いちばん可愛がっていたのがあずさ。

 

あーぽんが卒業した3か月後、

唐突にNMB48を去った。

 

卒業発表は運営の公式ブログ、

卒業公演も行われなくて、

穏やかではないラストだった。

 

卒業後は、YouTuber宣言をしたかと思えば、

原宿のアパレル店や歌舞伎町のコンカフェで働いたり、

「アイドルをプロデュースします!」と宣言したり。

 

あずさらしいといえばあずさらしい

計画的とはとても思えない活動ぶり。

 

えいほい会の初めの頃は

あーぽんからあずさの話題がよく出たのに

(東京での生誕イベントにはゲスト出演)

最近はほとんどその名前を耳にすることはなく、

関係性に変化があったのかと思っていた。

 

それが、11月の初め、

あーぽんがツイでおもむろに

あずさとイベントをすると告知。

 

 

どうしようかと思ったけど

あーぽんに会えるチャンスは

行ける限り全部行く、がボクのモットー。

 

チケット販売の案内もなく、

どうなっているのかと思いきや、

ネクトリライブの際にえいほいメンバーから

「先着順らしい」という話を聞き、

11月14日(土)、少し早めに現場に向かった。

 

会場の名前は書いていないけど

住所が、2月にあったあずさらイベントと同じ。

 

 

そのときは、入口が分からなくて

アメリカ村を30分以上彷徨って

開演時間に間に合わなかったけど

今回は、二度目なので大丈夫。

 

「この辺やったなあ」と思いながら歩いていると

それらしい人だかりと、分かりやすい目印を発見。

 

 
 

30分前の着弾で行列は20人ほど。

大きめの会場なので、余裕で入れそうだ。

 

開演10分前に扉が開き、

行列がビルの中へと進んでいく。

 

 

コロナ追跡システムへの登録と体温チェックを経て、

カウンターで木戸銭3kとドリンク代600円を支払う。

 

この日はスタンディング。

前の方から詰めていく形で

ボクは前から4列目、

中央やや下手寄りに陣取った。

 

 

見たところ、沖田推しの顔見知りは10人ほど。

あずさ推しの方がかなり多く、

しかも、約半分が女性。

いつもとはちょっと勝手が違う。

 

ピンクのサイリウム2本が配付され、

1曲目はこれで、との協力要請があった。

 

17時10分を過ぎたところで

いきなりBGMの音量が上がり、

そのあとすぐ、二人がステージに登場。

あちこちで、ポキポキとサイリウムを折る音がする。

 

#1 ハートの独占権

 

上手側にあーぽん、下手側にあずさ。

まるで事前にそれを知っていたかのように

えいほいチームは上手側に固まっていた。

 

一人ひとりと目を合わせるあーぽん。

もちろんボクにも素敵な笑顔で視線を投げてくれた。

 

これがあるから頑張れる。

 

二人とも、そのまま街に出られるようなほぼ私服。

ダンスはほぼ流している感じの緩いもの。

2月のあずさらイベントもそうだったから

これがあずさモードの空気感らしい。

 

それにしてもあずさの声、今回もカッスカスやな。

 

#2 オーマイガー!

 

ここからは、マイペンライトを赤×黄にセット。

 

イントロを聴くとテンションが上がる。

声出し厳禁なのがとてももどかしい。

それならばせめて、とばかりにサビは振りコピ。

 

#3 ナギイチ

 

イントロの曲フリで、あずさが

「‟渚でいちばん可愛いガール、略して~”が

 できへんねやったら、言いたくない」と言って笑わせる。

 

あずさらイベントのときもリラックスしていたけど

この日は「保護者」がいるということで

さらにのびのび、楽しそうに見えた。

 

#4 北川謙二

 

現役時代に何十回と、いや、

もっとたくさん歌ってきたはずなのに

あーぽんが歌詞を間違えて、

その後は二人揃ってグダグダ、、、

 

こんなあーぽん、見たことがないので

それはそれで新鮮である。

(そして、かわいい。笑)

 

そして、最初のMC。

知った顔ばかりで

する必要もないということなのか、

自己紹介はなく、いきなり本題へ。

 

コールがないのが違和感ありすぎで寂しいというあずさ。

今はこれが普通、健康第一だからというあーぽん。

あとは、どっちが先に歌詞を間違えたかという醜い争い。

 

声を押し殺しながら笑った。

このゆる~い感じが心地いい。

 

#5 僕らのユリイカ

 

現役時代のライブの定番曲が続く。

 

あずさは今、東京が活動拠点。

二人とも、この日のために

レッスンなんてしてないだろうから

「昔取った杵柄で」というところなんだろう。

 

サビの「♪君のことをキレイだと思った」で

あーぽんにニッコリ指をさされて昇天した。

 

#6 甘噛み姫

 

熱い曲をやってくれるやん。

 

そう思ったら、今まで見たことがない

‟ゆるゆる”バージョンのあーぽん。

現役時代を「全速力」としたらジョギング未満。

 

あーぽんよりもちゃんと踊るあずさも初めて見た。

 

今日のところは、ここまで。

 

PS

あんたん、卒業発表お疲れさま。

 

このタイミングでの3期生3人での冠ライブ。

そうじゃなきゃいいな、と思っていたけど

むしろ、ここまでよく残ってくれたという気持ち。

 

年内目途ということは、

1月にある生誕を待たずにか。

 

潔いのも、あんたんらしい。