父と。



人生で初なくらい、真剣に話し合った。



話し合ったって言っても、あくまで雑談というか愚痴だけど。












涙が出そうだった。































私は、知らなかった。










父が考えていること、考えていたこと。



今までのこと、これからのこと。
















事態はあまりにも深刻。

















不甲斐なくて、頼りがいのない、冴えない父だと思っていた。










でも、父がプライドを捨てたのには意味があって、守ろうとしたのは何なのか。
























父ががんじ絡めに見えた。
















だって、父は逃げられないんだもの。
















その中でも、せめて最善の結末に行き着くように、苦しんで、悩んで、学んで、覚悟をきめて。



















父は今も生きているし、これからも生きていく。





















時限爆弾のように、崩壊の日は刻々と迫っている。


そんな風に、私には見える。














































昨夜のお話。